ラト・エヴァレット

【名前】ラト・エヴァレット

【性別】男
【年齢】23

【所属】なし(自称,エヴァレット総合事務所所属)

【容姿】
少し色素の薄い黒髪。170cm台中盤の身長で細身。
夏場の服装は無地のシャツかTシャツにスラックス、というのが大抵の場合。
スーツは一着だけ安物を揃えているが、嫌いなので必要に迫られなければ着ない。

【性格】
年齢相応の気さくな性格。近所を歩けば一日に数回は声を掛けられ、行きつけの店では店主と会話が弾む程度に社交的。
仕事であれば清濁併せ呑む気はあるが、それでも割り切れない一線は有しており、失敗を招くこともしばしばある。
過去のとある経験から軽度の女性恐怖症で、特に同年代の女性に対しては、余程のことがない限り、自ら関わりを持とうとはしない。
そうはいっても、一度関わりあいになれば普通に話すし、交友関係を築けば普通に友人づきあいは持つ。ゲイではない。

【異能力】
気体の流れを操る。早い話が風使い。
真空の刃──いわゆる「かまいたち」を操る程度は可能だが、竜巻規模の空気の流れになると制御が効かず、自分も巻き込まれかねないので滅多に使用しない。
「紅い満月」の影響によるものか、真空の刃は紅色の可視状態で現出する。更に瞬間的に消滅、殺傷力も防刃素材を破れる程ではないので、使い勝手は決して良くない。
それよりも、自らの身体を風の流れに乗せ、跳躍の高さや距離を伸ばしたりする方向での使途が多いものと思われる。

もちろん身体の強度は常人並みなので、無理すると骨は折れるし捻挫もする。
身体能力は上の下といった程度で、一般人相手なら、能力抜きの素手でも対処できる程度の技能は有している。

なお、メタ的に言えば「かまいたち」が真空の刃というのは迷信らしいが、それこそが迷信であると考えることにする。


【概要】
“溝浚いからテロリスト対策まで”──との謳い文句の下、「エヴァレット総合事務所」を営む。
総合事務所とは名ばかりで、実体は何でも屋。舞い込む依頼は大体が庭の草むしりや迷い犬探しといった程度。
らしい仕事といえば、稀に「企業」から、どうしても手が足りない場合に、治安部隊の下請けで施設警備を受けるぐらい。
儲けは殆どが事務所の賃料で消える。そもそも所員は彼一人。事務所を名乗ることすら疑問に思える状態──

そうであるにも関わらず、彼がこの職にこだわるのは過去に理由があったりなかったり。
その辺のヘビーな話題よりも、明日の飯が食えるかどうかの方が問題なので、彼は今日もアーストンを駆けるのであった。

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最終更新:2016年10月14日 20:50