森島 京




     “人を疑えない馬鹿じゃない 信じられる心があるだけ”

                            —— 米津玄師『かいじゅうのマーチ』





【人物】

水国警察公安三課所属。20代中盤。

黒髪黒眼の若者。大体はよれよれのシャツを着ているが、職業柄、他の服装をすることも少なくはない。
右手首から先は義手であり、常に手袋を嵌めている。

物心ついた頃から『動物園』と呼ばれる暗殺者組織で“兎”として育てられるが、十代後半頃に森島他数名の離反により壊滅。
その後、カノッサ機関を経て対機関連合に参加。機関との熾烈な闘争を繰り広げ、その過程で右手首から先を失った。
公安三課長から『動物園』の残党が生存していること、同組織の裏に“闇”が存在することを伝えられ、情報と引き換えに同課へ所属する。

極度のお人好しであり、一度友好関係を築いた相手に対して疑うことを知らない。

謎の婦警“来栖くるる”によっての殺害を示唆され勧誘を受けた。
三課長からの内偵命令を帯びて婦警のもとに向かい、現在は行方不明。



【能力】

何らかの熱源や自身のカロリーを使用する事で、エネルギーを操作する能力を持つ。
付随的に、『熱さや冷たさに強い』『周囲の熱をある程度感知出来る』等の体質が備わっている。
大きく分けると、三つの使用例が挙げられる。

温度操作

吸熱、或いは放熱を行う事によって触れた物の温度や、周囲の気温を有る程度コントロール出来る。
これによって、森島は砂漠でも南極でも同じ服装で行動する事が可能。

熱の固体化

〝熱〟を変換する事によって、発熱・吸熱性質を持つ『固体』として現出させる。用例としては武器化による戦闘への転用等。
非常に不安定なバランスを保っている為に、内部の熱エネルギーを掻き乱す事で爆発が発生する。
〝爆弾〟を自由に造形する事が出来ると言っても間違いではない。

〝熱⇔運動〟間のエネルギー変換

熱エネルギーを運動エネルギーに変換する事で、身体能力を底上げする。パンチの威力を上昇させたり、高く跳躍する事が可能。
ただ、基礎筋力が伴っていない為、非常に大きな反動に身体がついていけない。
無理すると筋肉の一部が断裂するなどの弊害が出る。あまり多用は出来ない。


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最終更新:2015年04月17日 16:31