“ 多くの忘却なくしては人生は暮らしていけない。”

                               —— オノレ・ド・バルザック『断片』





1、Chiffre

深い夜色の髪に、同色の瞳の少女。外見年齢は18歳程度。
服装は髪や瞳と同色のものが多く、腰のホルスターに二丁の拳銃とナイフを差している。
消去法でスカートの方が好き(本人談:脚が抑え付けられると蹴りが鈍る)。


2、Karriere

数年前以前の記憶を持たない少女。記憶を取り戻す方法を追っている。

水の国のフライハイト・タワーでテロが起こった際、混濁した記憶に付け込まれ機関に利用されていたが、能力者達によって救出される。
その後、同事件の対策責任者だったロロケルムに身元を引き受けられ、リハビリ生活を送っていた。
現在は事件の後遺症から快復し、ギルドの仕事やロロケルムからの依頼を請け負って生活している。

バルチャーらと共に警察署へ連行された際、正体不明の“機械の刑事”に殺害されかける。
その場を逃れた彼女は、それが自らの過去を知る者による犯行と考え、バルチャーに調査を依頼した。

その後、リロード朱玖雀救出作戦に乗じて警察署に再度潜入。
自らを連行した婦警“来栖くるる”の情報が警察内に存在しないことから、彼女に対して疑念を抱く。

しかし、それ以上の手掛かりは見つからず手詰まりに。
世話になっているロロケルムの妻から気分転換に勧められ、カフェ・ル・タンブランを訪れる。
結果的にその場で公安三課の存在を知り、過去を追うために同課へ所属することとなる(詳しくは公安三課の頁のSS『三課会議2』参照)。


3、Gedächtnis

森島が“動物園”を離脱する際に置き去りにした“猫”が彼女である。
しかし、そのことを黎子豪から知らされて尚、彼女の心中には何の感慨も去来しなかった。
他人に語られる過去など物語でしかなく、彼女にとってそれは「記憶を取り戻した」ことにはならない。


4、Bataille

電気を操作する能力と、着剣二丁拳銃を使用した近接戦闘を得意とする。
普段は精々スタンガン程度の射程と電力しか使用できないが、感情が昂った際には小型の雷を発射することがある。


5、Besitz

  • 二丁拳銃&ナイフ

市販の拳銃と特殊合金製の黒刃ナイフ数本。
前者は至って普通の小口径拳銃だが、ナイフを取り付けて『着剣拳銃』として使用できる。
後者はロロケルムの部下、フィスカから護身用に貰った物で、櫻の鍛冶によるもの。結構高価で丈夫。

  • 魔法陣の書かれた紙

ソロモンに教えて貰った魔術を使用するための媒介。
組み合わせを勉強すれば他にも色々と使えるらしいが、彼女は単純な炎魔術しか使用できない。




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最終更新:2018年03月24日 01:35