死をも恐れず、我が身は二の次、第一に敵を斬り棄てん。
「首ぃかけた 殺 し 合 い だ。」――――――――― 菅野康作
字――――菅野
名――――康作
背丈―――― 6尺2寸(188cm)
体重――――21貫866匁(82kg)
出身国――――櫻の国
【概要】
カノッサ機関元一般構成員、現No.98。
夜の国の環境破壊、宝玉回収任務における戦果により、昇進を果たした。
櫻の国の片田舎の生まれであり、其の為出身地方特有の妙な訛りがある。
幼い頃から聞かん坊でありその恵まれた体格から腕っ節も強く、喧嘩は負け知らずな荒くれ者で、地元では有名だった。
能力者との喧嘩で右眼を負傷し上斜視になる。それを境に異常なまでに能力者を嫌悪するようになった。
【容姿】
威圧感のある大柄な若者。腰元には三尺二寸の大太刀が携えられており、より一層その威圧感を強くする。
上半身は背中にカノッサ機関の紋章である逆五芒星と、中央に『XCIX』と刺繍されたフライトジャケット。
下はカーキ色のカーゴパンツを着用し、左足には黒色の編上靴を履いている。
右足首から先は戦闘により失われ、急ごしらえの短い棒状の非常に単純なつくりをした木製の義足を装着している。
余り手入れをしていないであろうボサボサの黒髪の下は、堀の浅い顔立ち。
が、何よりも目立つのはその右眼であり、左目が何処を向こうとも微動だにせず虚ろに上空を睨み付ける激しい上斜視。
左の瞳が活き活きと暴力的な輝きを放っている事もあって非常に不気味な様相を醸し出している。
【能力】
高速移動器官"神風"
右足裏に、空気を吸い込み、圧縮し、噴出する器官を有している。
圧縮した空気を解放、爆音とともに噴出することでそれを推進力として短距離且つ直線的な高速移動を可能とする。
また一度使用すると再発動に一レスのインターバルも必要。インターバルを長くすればするほど速度と飛距離は上昇する。
だが少しずつ加速する、と言う事は出来ず、一度の解放で今まで圧縮した分が全て解放される。
最高で五レス分の溜めを行うことが出来る。其処まで溜めれば、ある程度の距離と目にも留まらぬ速度での移動が可能になる。
【武装】
"斬馬刀"
特別な逸話がある訳でもなく、特別な能力がある訳でも無い、普遍的な大太刀。刃渡り三尺二寸(約96cm)。
康作の主な武器。扱い自体は常人よりも少し慣れている程度。
また康作はこの大太刀を普通の日本刀と同じ感覚で扱っているらしく、曰く『眇が仇にならないように』だそう。
ただ斬馬刀自体に対しては大した愛着は持っておらず、ただ手元にあったから使ってる、程度の感覚。
"
創炎の宝玉の欠片"
夜の国における死闘の末、異能と引き換えに回収した物。創造性を持った炎の力を持ち、所持者により炎の性質が変化する。
康作は戦闘時、炎を右足の形にして補っている他、康作の起こした動作をなぞるように炎を発生させ、またその炎を操作できる。
これを利用して炎の盾を作ったり、斬撃を追う様に炎を発生させたり、火縄銃を着火させる、何てこともできる。
【性格】
基本的にどんな人間に対しても遠慮が無く、気配りや配慮という物に欠けており、また酷くせっかちで、短気。
気に入らないことがあると上司だろうと突っかかっては殴りかかったり、嫌がらせをしたり、乱暴な部分が見受けられる。
また、彼曰く"能力者は特に気に入らない"らしく、非常に強い敵意と殺意をそれらに抱いている。
【戦法】
膂力と斬馬刀、異能を駆使し、また我が身を顧みずに戦う。
敵の牽制など以ての外、例え攻撃を仕掛けられようと、それを受ければ攻撃が出来るのならば、迷わず受けて攻撃に転ずる。
三尺越えの斬馬刀を軽々と振り回す其の怪力は、生半可な甲冑や盾を叩き割るほどの威力を持っている。
異能の力は主にその補助に利用され、受けきれないほどの攻撃から身を護る手段等として扱われる。
最終更新:2013年05月03日 22:17