カミナ・ゲルギル

【名前】カミナ・ゲルギル
【年齢】17歳(推定)
【性別】女
【身長】138cm(一定期間でちょっとずつ伸びる)
【体重】のじゃー
【クラス】裏貴宝院流カミオリ術皆伝位・正義の新人
【所属組織】SCARLET
【好きなもの】正義(自分の基準で正義と認識した者)、仲間、甘いもの
【嫌いなもの】悪(自分の基準で悪と認識した者)、苦いもの、辛いもの
【口癖】のじゃー

【設定】
シーナの主人格

かつて「貴宝院織守」という名で正義組織Justiceの長として世界中の悪と戦い続けた少女
長く朝やかな紅蓮の髪と、強い意志の灯った黒い目を持つ
性格は苛烈なまでの「正義の味方」。 罪なき民を救い、悪を滅ぼす正義の刃を自称しており
自身が悪と認めた相手に対しては凄まじい攻撃性を発揮する

以前に比べてシーナの記憶と併合した影響か少しばかり大人びた性格になっており
味方と認識した相手には、親しみを込めて誂うような発言をする傾向が見受けられる
リーダーという重い枷から解放された事で、心境的にも色々と変化が起こっているようだ

現在はSCARLETに所属し、見習い隊員として人格が表に出ている時間は働いている


【正義感】
カミナの掲げる正義感は敵であっても救う一般的な"正義"と異なり
厳しく冷徹に裁きを下すことで、犯罪者に対する抑止力となろうとする類のものである
「力を持つ者は力を正しく使う義務がある」という思想を掲げ、時には横暴とも思える行動を以て正義を執行する
根底にあるのは私利私欲の為に異能を振るい、弱者を傷つける者達に対する怒りであり
その為か相手に対して理解しようと試みるのではなく、真っ向から思想を否定する姿勢が基本となる
そういった行いは他者から反感を買いやすく、時には「悪」とまで呼ばれる事もある極端な性質をしている


【能力】

<裏貴宝院流カミオリ術>

櫻の国の一地域で名の知れた紙細工職人の家系「貴宝院」に伝わる秘術
"無から紙を生み出す"という異能を操作するための術であり、それを有する貴宝院の血筋の人間にしか扱うことが出来ない
空間に滲み出すようにして紙を生成し、それを折り"神気"を注ぐ事で特性を与えることが出来る
折り紙として再現可能な限りあらゆるモノが生成可能で
一部の例外(折り鶴の「感覚共有」など)を除いて基本的に元となった物体や生物に似た特性が自動的に付与される

高い汎用性を持つ反面紙としての弱点を殆ど持っており
更に生成から完成まで時間がかかるので全体的に扱いづらさも目立つ技能ではあるものの
術の選択肢が非常に多いので応用性は高く、型に嵌った時の制圧力に優れている

  • 折り紙の特性メモ(今まで使用したものの一部)

槍飛行機 ・「槍頭」「硬化」     鉄砲  ・「空気弾生成」「空気弾射出」
翼    ・「飛翔」「加速」     鬼面  ・「鋭い角」「硬化」
恐竜(小)・「強靭な顎」「鋭い鉤爪」 猪面  ・「太い牙」「獣の装甲」
鶴    ・「感覚共有」「刃の翼」  大斧  ・「加重」「鋼鉄化」
蛍    ・「発光」「炸裂」     狼面  ・「鋭い牙」「引き裂く顎」
四ツ子蛙 ・「粘着」「分離」     鮫   ・「水中適性」「鮫の牙」
雷    ・「発電」「加速」     竜巻  ・「送風」「螺旋」
などなど

<降り神>

簡易的な「神降ろし」。折り紙を実物に近い形まで昇華することが出来る
生物を再現すれば血肉が宿り擬似的な生命として顕現し
雷などの自然現象の場合は使いきりではあるが実際の其れと遜色のない威力を発揮する
消耗が激しいため一戦闘につき一度という制限が付いてはいるものの、切り札にふさわしい力を持つ
複数の折り紙パーツを組み合わせ巨大な生物などを形成することが多く
実物の再現であるため上記のカミオリ術とは違い、紙としての弱点を克服している

降り神の一部紹介

  • 武御雷(雷折り紙×任意) 特性「迅雷の槍」
自然現象"雷"の具現。カミナが運用する折り紙の中でも最速を誇り
瞬間火力の高さに加えて用意も簡単なことから総じて使い勝手に優れる
デメリットは一発きりの使い捨てであること。継続した戦力ではなく、必殺技として使用する

  • 八咫烏(翼×2+鳥頭+鳥足×3) 特性「太陽の化身」
三つ足の大鴉。本来天敵であるはずの炎熱を扱うことが可能であり
主に大爆発を引き起こす小型太陽の生成や、翼から無数の熱線を放つなどの攻撃で戦う
しかし耐久面には不安が残り、強力な攻撃を受ければ一撃で叩き落とされることもあり
特に脆い翼に直撃を食らうと墜落し、その衝撃で致命的なダメージを負うことすらあるので継戦能力は低め

  • 悪路王(鬼パーツ+金棒) 特性「暴虐の化身」
屈強な体躯を持つ鬼。5mにも及ぶ体高と、黒肌の岩石のように屈強な肉体を持つ物理特化の降り神
小回りは利かないが、単純に暴れさせるだけでも高い殲滅力を誇り
人型の弱点を持つという欠点はあるものの、耐久力も見た目相応に優れている
最も力を発揮するシチュエーションは、対個人ではなく軍勢に突入させて暴れさせた時である

<神気>

聖職者として体得した技能ではなく、"かみ"の血筋として生来持っている神聖な気
上記の技術はこの特殊な気を以て為す
「織守」を失ったことで神気の総量には余裕がある為、「神道」を学ぶことで幾つかの術を習得している
どういう理由かシーナの時は神気を扱えず、逆にカミナは魔力を扱うことが出来ない

<印術>
  • 剣印壱式・伊都之尾羽張剣(つるぎのいんいちしき いつのをはばりのつるぎ)

        "――茅葉屋経 天つ剣の 法琢ぎは 敵災事 悉斬失――"
(ちはやふる あまつつるぎの のりとぎは あだわざごと ふつかたえうす)

武器に神気より生み出した高熱のオーラを纏わせる印術。
鋼鉄の鎧すらも容易く断ち切る非常に強力な術式ではあるが
術者であるカミナ自体の近接戦闘能力が低いため、奇襲的な用法など使い道は限られる

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最終更新:2015年02月13日 00:05