Azoth

――私の一番守りたかった"モノ"はもう"ナイ"からな

基本情報

【名前】 Azoth(アゾット)
【性別】
【年齢】 不明(公言:3歳・実年齢:6歳以上)
【種族】 犬(??種)
【所属】 UNITED TRIGGER
【性格・犬格・備考】
喋ったり二足歩行したり人間の道具が使えて能力を持っている以外は普通の犬(と名乗っている)
丁寧な口調だが小生意気
正義であることに誇りを感じるというわけではなく、目的のためにUTに所属している
本犬曰く、最後の忠誠だとかそういうのが関わっているらしいが不明

傷を厭わない性格で、積極的に傷付きはしないが傷つくことを極度に恐れてもいない
身体能力などは犬に準じている
また、大きな音を非常に嫌う

元飼い犬で服や靴などを仕立てることができる
現在はUT基地の元弾薬庫で仕立てを行っている

容姿

【身体】
【毛並】 灰色の毛並、毛足は短めで模様などはない
【虹彩】 ラピスラズリのような綺麗な青色
【肉体】 中型か大型、そのあたりの大きさ
【服装】
【肉体】 青いスカーフを首に巻いている
【頭】 青と灰色のゴーグルを身に着けている
【足】 右の前足に口に含んだアルコールを分解する包帯を巻いている、傷があるわけではない

能力

【<REPLICA:SACRIFICE>】
【TRAGEDY-VICTIM】 自身が物理的なダメージを受ける度に身体能力が強化される
傷が治ることで強化も元に戻る
身体の損傷が一定以上になると昏倒し自身の傷の再生へと移行する
また自身の流した血を結晶化し装甲にしたり使い切りの弾丸として打ち出すことも可能
【ALTRUISM-SCAPEGOAT】 他人の負ったダメージを肩代わりする
しかし欠損などの大きすぎるダメージ、また血の滴らないダメージは肩代わりできない
【SHINE-HEART】 無限の血、止まることのない心臓
この犬が失血死することはなく、非常にタフなため簡単なことでは死なない
また欠損以外のダメージは比較的早く回復する(超回復とまではいかない)

【<ORIGIN:DEXTEROUS>】
様々な道具をまるで自身の一部のように扱うことができる
箸なんかも使える、手がどうなっているかは考えてはいけない
ただし、犬の腕力で扱えないものは扱えない

戦闘方法

他人の盾として振る舞い、傷を受け、その強化で敵を打ちのめす
無論不必要な傷を受けることはない

【<ANGUISHOWL(アングイッシャウル)>】
傷つき、自身の身体能力が強化されている状態でのみ使える非殺傷性無差別広域音響攻撃
地鳴りの如き轟音の咆哮、まともに聞けばしばらく耳が使えなくなったり、最悪意識を失う技
しかし、このダメージはAzothにも与えられる、使用後はしばらくぴくぴくと痙攣している

所有物

【空間収納鞄】 空間その物を収納する奇妙な鞄
生物は入れられないなど制限があり、役に立つのは引っ越し程度だろう
鍵となるのは奇妙な模様の布、これをかぶせて指でスーッと模様をなぞる
【織機】 いわゆる機織り機、木製
構造的にはよくある足踏織機で、長い間使われてきた風格がある、シンプルながら美しい
『Arche=Elixir』という名前らしきものが彫られている
W-Phone ワンドを選んだ、よく人の体型や似合いそうな服をメモ機能で記録している、見ると怒る


運用履歴

+ 折り畳み
+ 犬の見解
UTに加入した際に出会った奇妙な女
銃器を相棒とするUTの創設者
正義について語ったり、守るべきものについては非常に真剣だ
だが、それ以上に金銭への執着がすさまじい奴だとも思った
金と仲間どっちが大事かと聞いたら比べられないとかいってきそうな奴
彼女はウエスタンタイプの服装をしているが、彼女にあそこまで似合う服はないだろう
あと、ベイゼとかいう人に着せるメイド服の依頼も受けた、さて、どうしようか

+ 犬の見解
初任務、それが降下作戦というなかなかに厳しいものであった
そしてやはり戦闘となったが、あの老人はとても強かった
強いだけではなく……同じ匂いも感じた、目的のために悪となる、いったいあの老人の目的は何なのだろうか
ただ、次で会うときは武器を向け合うのではなく公園のベンチで隣に座りあいたいものである
少なくとも、もう戦いたくはない、私はやはり切り付けられた程度では死なないがそれでもあの気迫はあまり感じたくないものだ
それに、戦うということはどこかで害意を持つということだ、やはり、どこか虚しい
それと、どうやらあのセリーナの友達らしいカズネと共闘したのも思い出だ
魔術師らしく、彼女の戦い方はなかなかに面白いものがあった
出来れば魔法の一つや二つ、分けてほしいものだ、傷つけられないと戦えないというのもなかなか……
まあ、勝敗は勝ったのか負けたのかわからないが私の判定勝ちにしてやろうと思う

+ 犬の見解
なんか偉そうな奴だった、ついでに今度結婚式を挙げるそうな
それで特注のタキシードを注文された、期間は一週間、死ねというのだろうか?
やるからには成し遂げたが……、80万じゃ割に合わない気がする
しかもほとんど原価だから今考えれば特急料金やこっちの利潤も考えて110万ほどとっても良かった気がする
別に金に関しては世間でいう「成人男性が三年ほど遊んで暮らせる金」をポケットマネーで持っているから困ってはいないが……
それに金銭に執着もあまりない、とはいえ割に合わない金額でやるのも何か気持ち悪い
まあ、あの世間知らずのボンボン筋肉達磨の結婚への祝儀だと割り切ってしまおう
義手義足だったが、やはり戦闘に身を置くものなのだろう、騎士かそのあたりだと予想する
もし報告に来たら精一杯善意という形で嫌がらせしてやろう、なに性根が悪いと思われる程度だろう
私は『犬如き』と侮られる存在ではない、とあいつは分かっているだろうからな……くくく

+ 犬の見解
虎の爺さん、どうやら獣人の類だそうだ、私は獣人じゃなくて普通の獣なのだがな
あの強行軍(タキシードの仕立て)の後、ぼーっとしていたところ、出会い、星の見えない公園で酒盛りをした
置いて行かれることについて話したり、グー爺さんの娘との微妙な関係を聞いたり
料理に関しては……グー爺さんの方がうまいのかもしれない、キッチンに出入り禁止と言われた私に比べれば
ちなみに獣人用の酒について教えてもらったりもした
私は腕に巻いた包帯のおかげでアルコールはすべて口に入れた途端分解されるから人間用の酒でも大丈夫なのだが……
もし包帯をつかえないときはありがたくそちらを飲むことにしよう、まあ酒を飲むことは稀なのだが
ついでに先に死ぬなと約束されてしまった、なかなかに難しい要求をする爺さんだ
こっちだって簡単に死なないし死ぬ気もない、むしろ心配すべきなのは爺さんの方だろうに……

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最終更新:2014年07月04日 17:24