1月8日――――俺が水の国にやってきた最初の日だ。
その日に会った人との会話で、なんだか思うとこがあったので、区切りもいいし今日から日記をつけることにした。(三日坊主にならなきゃいいが)
1月8日 天気:たぶん晴れ
水の国にいろいろあってやってくることになった。
今はとりあえず家賃の安いチンケな家に住んでいる。屋根があるだけでも十分だが・・・・。
ライフルを背負うスナイパーと出会う。
彼女は盲目で出川哲朗並におもしろいリアクションするやつだった。
馬鹿にしてたら銃口向けられて脅された。こわかったです
最初は道案内してもらうつもりで話しかけたのだが(目立ってたし)
盲目の彼女を置いてどっか行くのもアレと思い、逆に俺が道案内していた・・・な・・・何を言っているのか(ry
少し、道中話をした。
自分たちが人殺しだということについて。
―――――だが、俺の一言で二人とも無言に。・・・別に気まずくなること言った訳じゃないと思うが。
んで、とりあえず高くもなく安くもなさそうな宿屋見つけてやって、解散。
まぁ、あの娘ならほっといても探し出しそうな気がするけど・・・こっちの方が断然早いし、いいか。
その後見つけたアパートに入る。大家の説得がめんどかったです。今日は風呂入ってもう寝る。
明日からは家賃稼ぎだ、殺して、殺して、殺す。
P.S.無言になった一言は何かは書かない。
日記に書くまでもなく、俺の心の中にある。
はぁ、だから俺って、すぐ大事なこと忘れるんだろうな
1月11日 天気:おそらく晴れ。あと寒かった
廃墟の屋上にて男を一人殺害
一応機密事項だし詳しくは書かない。
帰路で義手のイカれた少年と会った。
殺意丸出しの殺人鬼かと思ったが、少し妙だった
ヤツとの戦闘で俺のお気に入りのズボンがズタズタ+血まみれ
おまけに俺の美脚が切り刻まれた。最も、骨までは達していないみたいだけど。マジ肉痛ぇ
まぁ、結構命の危険を感じたのでその程度で済んで良かったのかも。
戦闘中、彼は正気を取り戻したらしい。
どうやら彼の義手に何か秘密があるらしい。
その後明らかに人格が変わった口調で特に格好悪くも無い捨て台詞を吐いて逃走。
色々と謎は残るがどうでもいい。
包帯買って飯食って寝た。
1月21日 天気:晴天
フリーのテロリストがスワンボートをメカゴジラ化したみてーなのに乗ってやってきた。
すかさず懸賞金に目をつけハイエナのごとく俺参上。
先客が一人いて、すげー巨人に乗って(同化か?よくわからない)一緒に戦ってくれた。正直彼がいなきゃ死んでた。
手強かったけど小さいヤツは小さいヤツらしく跳び乗ったりして戦闘。
コックピットにこんにちはしてみたらヤツはもうトンズラこいていた。
まぁ懸賞金貰えればテロリストの身柄とかどうでもいいや。
それにしても、あの巨人とテロリストは本当に何だったんだ・・・。
突然でっかいのが出てきまくるわで、少し混乱している。
まぁいいや、風呂入って寝る
1月28日 俺の肋骨:(*´ω`*)状態
組織の奴らに用心棒として俺が一人だけ富豪共の為の豪華客船『アルハンブラ』に派遣された。
何故下っ端の俺を派遣する必要があったのか。もうちょっとVIPが参加すればパーティに参加できたのに・・・。
生憎VIPではない俺にパーティに参加する権利はなかったらしく(一応あんたらを守る為に乗ってる身なのにどんな理屈だよ・・・)端で腹を空かせながら見ているだけだった。
しかしその後、雷が落ちたように船は『襲撃』された。
何人連れて襲撃されたかは定かではないが、2m超えの大男(一人)と戦闘。
素手相手なら楽勝と思ったが全く互角。兎に角タフで火炎放射を放ってもカウンターを喰らい相打ち。
その後敵は逃走。色々聞きたい事あったんで追いかけてみたがもう遅かった。駆けつけると時既に撤退後だった。
彼(等?)の目的は一体なんだったのだろうか、金目当てには見えないが・・・?
ところでヤツの一撃で肋骨粉砕状態になり現在病院行きだ・・・。
俺の入院費はどうなるんだ、金ねーぞ・・・。
お先真っ暗だ。もう考えるのをやめる。寝る。
追記:
どうでもいいが、俺の他にも金に雇われた護衛は居たらしく、そいつらは俺が戦ってる間何してたかっていうと、
他のテロリストと戦っていたらしい。
俺が生きているのも、気づきはしなかったが彼らのおかげだ。
1月29日 俺の気分:うはうは
まだ昼だがどうせ入院中の身では何も起こらないので日記を今書いておく。
何より胸のwktkを止められない。
今朝新聞を読んでみるとアルハンブラ襲撃事件について載っていた。
事件の詳細が載っていたがどうでもいい。
俺が何より嬉しいのは、護衛の人物には50万~100万の謝礼金がつくらしいことだ。
うっひょう!
―――――――――1月はここで終わっている―――――――――