地理
賽河原市
馬酔木が担当する小都市。
外雲川が彼我見市との境目になっている。
彼我見市ほどではないが心霊スポットとして注目を集める場所が多い。
施設
賽河原高校
雪晴たちが通う公立高校。
生徒総数は300人前後で制服は男子が学ランで女子はブレザー。
役職
死神
本作において死神は公務員の一種として扱われている。
主な仕事内容は此岸に留まる幽霊の未練を解消し、彼岸へ送ること。
携えている大鎌は時折現れる怨魂花との戦うための武器であり、みだりに振り回すものではない。
自分が死神であることを一目で分かるようにする記号として黒いコートやジャケットを羽織ることが
義務付けられている。
基本的に一つの町に一人の死神が配属される。
賽河原市を馬酔木が、彼我見市は椿がそれぞれ担当している。
仕事中の死神は幽体となっているため霊感のある人間にしかその存在を認識できない。
専門用語
魂花
あらゆる生物の魂を花の形で表したもの。
視認の仕方を知っている死神と死神候補にしかその姿を捉えることができない。
その魂花の持ち主が肉体的な死を迎え幽霊となった際、何かに対して未練を抱えているならばその対象に
根を張って此岸に留まり続けるという性質を持つ。
魂花の種類は個人によって異なるが、死神及び死神候補の魂花の色は黒いという共通点がある。
怨魂花
長い間此岸に留まり、恨みなど負の感情を溜め込んだことで穢れた魂花。
死神の大鎌を用いて根を刈れば怨魂花は穢れる前の魂花に戻る。
死神候補
死神になる資格である黒い魂花を持つ人間を差す呼称。
普通の人間より霊感が強いため幽霊と意思疎通を行えるが、それ以外の能力は普通の人間とほぼ同じ。
そのため死神と対面するまで自分が死神候補であることを自覚していないことが多い。
死神候補が死神になるためには他の死神から仕事内容を教わり、就業試験を終える必要がある。
幽霊
肉体を失って常世の存在となった人間。
未練を抱えていると魂花が現世に根を張って成仏出来なくなる。
怨霊
魂花が穢れて怨恨花に変化し、人に仇なすもへのと変じた幽霊。
死神の大鎌で根を刈ることで沈静化させられる。
その他用語
此岸
死神が用いる現世を差す言葉。
彼岸
死神が用いる常世を差す単語。
最終更新:2023年06月17日 11:13