概要
今から数百年前、その国は争いと混沌に満ちていました。
それを憂いていた法学者レティス・ヴェルフィリアは人々が公平かつ幸せに暮らせるように決まりごと――
"規律"を作り人々に伝えていきました。
始めの内は多くの人が"規律"に従うことに反対していましたが、全ての人々の心から願うレティスの真摯な姿勢に
心動かされ、段々と受け入れていくようになりました。
そして全ての人々が"規律"に従った生活をするようになった頃にはその国は平和になっていました。
めでたしめでたし。
――しかし時の流れと共に"規律"はその内容を少しずつ変えられていき、例え道徳的に正しい行いであっても
"規律"を守っていなければ悪と認識され、間違った行いでも"規律"を守っているなら許されるという
歪んだものに変わってしまいました。
それでも多くの人々は"規律"を守って平和な生活を送っています。
果たして"規律"に支配されたこの国の人々は幸せと言えるのでしょうか?
国家
プロトエデン
少々特殊な専制政治を行っている国。
かつては争いが耐えず混沌としていたが現在は"規律"によっては統治され、表向きは争いが無く平和な環境となっているが貧富の差は激しい。
"規律"さえ守っていれば友好的な関係を築くことは容易い一方、"規律"を守れないものは容赦なく糾弾され、"規律"を守れなかったために
命を落とした人間は数知れず。
なお政府は存在するが律王の傀儡と化しているためまともに機能していない。
農産業や畜産業が中心であり、外交は特定の国とだけ行っている。
通貨は無く、基本的には物々交換で流通は成り立っている。
用語
"規律"
元は一介の法学者に過ぎなかったレティス・ヴェルフィリアが善も悪も存在しない争いばかりが起こる混沌とした世界に秩序を齎すために尽力して制定したものであり、
現在は法律に該当するものとして機能している。
制定当初の"規律"には厳守義務が無く、緩やかな統制を求める程度のものだったが"規律"の管理者である歴代の律王が自分にとって都合が良いように規律の内容を
少しずつ変えていった結果、これを守ることが出来れば善、出来なければ悪と認識され、悪と認識された者はどんな事情を抱えていようと容赦なく断罪される
厳格で善悪を極端に二分するものに変わってしまった。
律王
"規律"を管理し守護する者たちの頂点に君臨する人物。
絶対的な権限を有しており、律王に逆らうことは"規律"の違反、つまり悪と認識されることを意味していることから"規律"の管理者であると同時に実質的な世界の支配者と
しても認識されている。
律王の襲名は任命制で、その代の律王の独断により決定するが実際には様々な裏工作が行われていると噂されている。
現在の律王はラウ=レジェ。
最終更新:2023年06月22日 19:58