概要
新人類の誕生を目指して尽力する狂気の科学者。
怪生物アンゲロスを用いて人体を収集する死神にして禁忌の探究者。
引用
「“たかが人間”が!地球や自然や緑の大地を破壊する力があると!本当にそう思っているのかね!!
人間が地球の地軸を回転させたか? 時の流れを遡ったか? 星を己が手に掴んだか?
人間ごときにそんな真似はできやしない、“まだ”な!!
そして しかし そんな人間だからこそ!!
いずれはそこにさえも手が届く!! それが人間の素晴らしき “たが”の外れた欲望だ!!」
詳細
性格
狂気の科学者。
「新人類の創造」に生涯を捧げると誓ったマッドサイエンティスト。
その目的の最中に、どれだけの犠牲があろうと厭うことはない。
活動
あらゆる生命を材料として消費し続け、新人類へ至る道を探している。
錬金術師
その技術力は人智を超え、神の座に手をかけ始めている。
人造人間、真理の土、人工生命、機械人形──
ありとあらゆる手段で生命の創造を求め、そして失敗してきた禁忌の探究者。
人間讃歌
人類はどこまでも文明の発展を目指した生物、環境に合わせ自身が進化するのではなく自身のために環境を作り上げていく唯一の生物だと称し、人間こそが世界で最も優れた生命体だと語る。
そしてそれゆえに人類の新たな段階を求める。
「人間は常に素敵なものを作り上げてきた!
だからこそ人間は、この世で最も優れた存在──人間をも作り始めなければならない!
子作り等という既存の固定観念に囚われない、技術としての人間の創作、創造、創生を!」
人外嫌悪
それ故に人でなくなった者を嫌悪する。
人外を可能性の行き止まりだと称し、未来を創る手段のない下郎と蔑む。
「己が宿命を諦め! 過去の制約に拘り! 増してや人成らざる落伍者の烙印を受けたものなど!
犬畜生にも劣る人の形をした肥料に他ならん!!!」
アンゲロス
グルヴイが創造する人工生命。
グルヴイの所持する労働力であり、その原材料は人間。
熊の如き獰猛さと屈強な身体、そして知能を有し人間を攫う。
ドレス
新人類
グルヴイの目指す人間の新たな段階。
その定義は一定ではなく揺らぎ続けるが、決定事項として、
新人類の誕生によって人間は支配層から被支配層へとなる。そしてそれこそが人類の至上の幸福である。
真実
彼は既に独力での新人類創造に疲れ果てていた。
彼は悪魔との契約を交わし、無数の人間を代価──贄として捧げることで新人類の降臨を願おうとする。
そのために人を殺め、人を虐げ、人を踏み躙る稀代の殺戮者となった。
そんな彼の胸中に論理破綻は一切存在しない。
既存の人類は全て新人類に傅くものなのだから。
関連人物
かつての同僚。今は瓦解していっぱい悲しい。
誰?
愛しのドレス。
善き部下にして善き人形。
契約。
参照先
最終更新:2024年12月04日 11:57