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仮面 - (2023/06/10 (土) 04:03:55) のソース

*仮面
1.[[操兵]]用
操兵の命ともいえる最重要部品。
外見は素焼きの陶器といった感じで、人間用の盾ほどの大きさ。
裏面には儀式にのっとって加工された64個の[[聖刻石]]が埋め込まれている。
この仮面を定められた場所(基本的に顔)に固定する事で、初めて操兵は命を得る。
操兵用の仮面を作成できるのは、基本的に[[工呪会]]と[[聖刻教会]]だけであり、
外部の者がたとえまったく同じ材料を集め、寸分違わぬ精度で模造品を作っても
操兵の動力たりえない代物である。
聖刻石の配列によって独自の番号を持ち、また希薄ながらも自我めいたものも存在し、力の強い
仮面程自我が強い傾向があり。更に一部の力ある[[古操兵]]などには明らかに強い自我が見られる。
とはいえ元々人間とは異なる価値観・倫理観を持っており、仮面が稀に[[操手]]に自分の意志を示すことが
あっても、それは言葉より直接思考を送る傾向(そしてそれは操手にとってかなり負担のかかる場合も)
があり、また言葉を操る場合もあまり固有名詞に拘らないようだ。
聖刻石の力は経年または力を行使する事によって劣化していき、それが枯渇することで
操兵は「寿命」を迎えることになる。寿命はだいたい100~150年ほどである。
また弱点部位のひとつでもあり、仮面に打撃を受けると一時的に操作不能になったり、
割られてしまうとその機体は「死んで」しまう。
たとえ割れた仮面を修復しても、新しい仮面に交換したとしてもその機体が再び動くことはない
(「[[八の聖刻]]」たる[[秘操兵]]やごく一部の古操兵など、例外も稀に存在するが)。

《参照》朝日ソノラマムック「[[聖刻1092]] 聖都編」

2.[[練法]]用
仮面は[[各門>8門]]ごとに合わせて特別に作られたもので、仮面と同門の[[練法師]]以外は使うことができない。
また、仮面の後ろに聖刻石がはめ込まれているので別途聖刻石を身につける必要はない。
低位の練法ならば聖刻石を身につけていれば行使できるが、高位の練法は仮面の
補助なしでは行使できない。
練法を使用する際は仮面を顔につけて使用する。
古代の[[吾伽式]]人達の持つ[[聖刻]]より強力な[[触媒]]ではあるが、その実取り扱いを厄介なものに
しているらしく、ものによっては自我が存在(仮面のものだったり、元の持ち主が依代として自分の
意識を封じたものであったり)するものもあり、その内包する力に相応しくない持ち主を操ろうと
したり、場合によっては廃人にしてしまったりする。
また、仮面によっては予め術が封じ込められているもの(例:⁠[[ヤン・シー・ロワン]])も存在する。

3.[[獣操ノ仮面]]を参照。
**関連
[[素体根]]
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