聖刻@Wiki

儀象然士

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

儀象然士(ギショウ・ゼンジ)

世間では武神とまで讃えられる飃雷刀の筆頭継承者にして梗醍果国の国主ショク・ワン
その乳兄弟ゼン・イク及び、天才少女剣士ランレイの師匠であり伝説の古操兵バナル・アウ・クロオの一体、剛信螺凰操手
最も秘密裏・非合法に入手した上、人前で堂々操ることが無く巷では操兵に縁がない武人と思われており、本人も愛着を全く持たず都合が悪くなれば万が一、見つかっても自分に疑いがかからぬよう不穏分子の勢力圏に埋めて隠し、
三年以上ほったらかしでゼン・イクに横取りされていた事に気づかないほどだが、自身の主君に匹敵する賢人・磨宣条紀王にはバレバレで、後にショゲン・オウを押し付けられ利用される。

〈然士〉は字名や諱ではなく武号であり、コレントルによると授かった剣士は千年の間に僅か三人しかいない。本名の方は
長らく名乗っておらず、忘れてしまいそうだとは本人の弁。

表の顔は散亥洛の大使だが、世の裏側では大将軍楊蓋弧の片腕たる密偵として十数年の間に
無名だが恐ろしい実力を持った武繰使いや方術師に八門守護門主級の高位練法師羅王虫
夏龍、果ては三角の御仁にまでも勝負を挑み(生身か操兵を駆ったのかは不明)、その全てに生き残った死と隣り合わせの充実した日々を送り腕を磨いた。
そして腕っ節だけでなく隙の無さや強かさは一時期西方を席巻した盗賊ベルリ・モレンゴーが逃亡を観念するほど。

かなり長身ながらたおやかな所作で年齢不詳の、女性とも見紛うばかりの美貌の持ち主であるが、
実力は剣聖と謳われながらも性格及び性癖にかなり問題があり、飄々としつつも人を喰ったような
態度を取っていることが殆どで、ランレイから(直撃すれば命に関わる)実力行使を伴った突っ込みを
受けることもしばしば。

ともに汚れ仕事をこなした法衣の八の練法師ハーロウからは苛つかせ過ぎて内心、殺意を抱かれていたがゼンジも
薄々気づいており、対策として練法を無効化する破魔(デ・マーナ)の呪符を常に複数枚用意していたおかげで
(更には撫嵐の暗躍もあり)九死に一生を得る。

この辺りから急激に弱体化し、老け込む。

ショク・ワンを愛弟子として(色々な意味で)可愛がっている一方、自分をも超えうる大器に対して
愛憎合半ばする複雑な心境を抱いており、生死を問わない手段で彼を試すような陰謀にも、極秘裏に
加担・黙認していたりと一筋縄ではいかない人物である。

自身が駆け出しの頃は、すでに一流の剣士であったエカシク・クランドウに果たし合いを挑み、快諾されるもいざ闘うと一蹴され命奪われず、彼を越えるべく修行を積みなんとか渡り合える自信が付いたところで、信仰に目覚めた
エカシクが僧門を叩いて聖職者の道を進み疎遠となった。

知ってか知らずか、エカシクの師匠(忠実な部下にして璃観発極の高弟コシワク・ストーラも聞いていなかった)である乎 応承には、かなり横柄な態度をとる。

教都守護の僧兵を騎士と改め、聖刻騎士団の名付け親となった。
+ タグ編集
  • タグ:
  • 武繰
  • 剣の聖刻年代記
  • 梗醍果の王
  • 操手

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー