南部カルバラ教
中原の炎の神・カルバラに帰依するカルバラ教の一派と思われるが、もはや名の似て非なる別宗教と考えたほうがよい。この宗派の僧侶が操る術法も招霊衡法でやはり、カルバラ教とは異なっている。その教義では個人の救済に重きを置いて、世界平和などの大勢にはあまり注意を置かないようである。
最悪なことに、伝道士として西方に送りこまれているものの大半が、フーボックだということである。したがって、(おそらくは)崇高な目的のために活動しているはずの南部カルバラ教も、西方一般では必ずしも歓迎されてはいないようである。一部の幼人族の「気まぐれ」によって奇跡的に救われた集落(本当の奇跡かもしれない…)が、まるごと改宗したという例はあるようだが、極めてまれなことだといわざるをえない。
僧侶は戒律により、戦いそのものを禁じられている。弱者を守るためだけに最低限の戦いが許される。さらには個人の救済を優先するので治療などに聖霊の力を使うことを惜しんではいけない。また、ウソをつくことが許されない。