稲荷神

  • の姿をした神、稲荷大明神ともおいなりさんとも呼ばれる。『宇迦之御魂神・倉稲魂命(うかのみたま)』などの穀物の神の総称であり、宇迦之御魂神の他、豊宇気毘売命(とようけびめ)、保食神(うけもち)、大宣都比売神(おおげつひめ)、若宇迦売神(わかうかめ)、御饌津神(みけつ)などとされている。
 総本社は京都伏見区にある稲荷大社であり、渡来系の民族による信仰であったとされる。
  • 東寺建造の際に稲荷山から木材を切り戴いた事から、稲荷神は東寺の守護神とされるようになった。『二十二社本縁』では空海が稲荷神と直接交渉して守護神になってもらったと書かれている。東寺では、真言密教における荼吉尼天に稲荷神を習合させ、真言宗が全国に布教されるとともに稲荷信仰が全国に広まることとなった。
  • 後に明治時代執り行われた神仏分離において、多くの稲荷神を祀る社は神社となったが、一部は荼吉尼天を祀る寺となった。

<参考>

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最終更新:2007年08月18日 00:19