油ずましとは、日本の妖怪である。柳田國男『妖怪談義』には「アブラスマシ」とあるが、村上健司によれば「アブラズマシ」だそうである。

 熊本県天草郡 の辺に出没していた。

 昔、ある老婆が孫を連れて熊本県の草隅越という峠に行った際、
「ここにゃむかし 油瓶さげたとん出よらいたちゅうぞ」
というと、
「今ーもー出るーぞー」
 と言って出た、という資料しかない。

参考文献


 村上健司『日本妖怪大事典』18頁

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最終更新:2021年06月24日 16:58