本項では、クウレーと呼ばれるののみを扱う。
名前は、健部伸明編『幻獣大全』26頁では「広く分け与える」アト・ド=ヴリースは「広く彷徨う」の意。
WIKIPEDIAではロバート・グレーブズによるペラスゴイ人の創世神話を収録しているが、アト・ド=ヴリースも、ペラスギ人の
カオスの中を蛇がのたくって作った赤い卵を無理やり食わされた大いなる母が産卵して人間型の子供が孵化するという原初神話のフォーマットが認められると言っている。
アト・ド=ヴリースはエウリュビアーとエウリュディケを関連付けている。
参考資料
アト・ド=ヴリース『イメージ・シンボル事典』296頁
健部伸明編『幻獣大全1
モンスター篇』
最終更新:2021年06月29日 13:03