エシュ(Eshu)
西アフリカのヨルバ人のトリックスター。
エシュはヨルバ人の拝む神なのだが、現地と彼らが奴隷として引っ張られた
ブラジルで興したカンドンブレと呼ばれる信仰体系と、それの影響があるミナナゴの内のピジーと呼ばれるものではExu(エシュ)とちゃんと呼ばれるが、ヨルバの人がキューバで作ったサンテリーアではエレグアという。こっちでは各神様(オリチャという)にCamino(カミーノ 「道」)と呼ばれる、「なんとかモードのソレ」が何柱か設定されているが、そっちのはエシュ何とかと呼ばれる。これが
北米へ行くとラバスという。また、フォン人の信仰体系も大体共通し、「神様的なものを肉体に下してトランス」というとこまで似るので、
レグバという似たような神様がいて、諸々の神々(何柱か例外がおる)を、その住まう地から人間の棲む地へと導く役目を持っているので各地で人気が高い。レグバさんの方は
ヴードゥー教で
ロアとして拝まれる。
参考文献
中村圭志『図解世界5大神話入門』287頁
フィリップ・ウィルキンソン/林啓恵/飯原裕美『世界の神話大図鑑』294頁
自由国民社『世界の神話伝説・総解説 増補新版』234頁
野宮麻未『世界の本当に怖い妖怪・
モンスター 下巻』93頁
小沢俊夫『世界の民話
アフリカ カビール・古代エジプト・西アフリカ』324頁
出雲晶子『【増補新版】星の文化史事典』85頁
ニール・フィリップ/松村一男『ビジュアル博物館 神話 時空を超えた神々の世界をビジュアルで訪ねる』8, 36, 40, 44, 45頁
檀原照和『ヴードゥー大全』
最終更新:2023年02月22日 12:10