グングニル(Gungnir)

オーディンの持つ魔法の槍。必ず敵に当たり、投げつければ手中に戻ってくるという。

ある日、ロキトールの妻のシフの髪を切ってしまった。トールは激怒し、ロキにシフの美しい金髪の変わりになるものを用意することを約束させた。
ロキは黒妖精の国の、イーヴァルディの息子と呼ばれる小人たちを尋ねる。彼らは、ロキの『神々の感謝と友情を受けられる』という言葉に、見事な黄金でできた髪の毛を製作する。
炉の炎の残りを利用し、小人たちはフレイの船(スキーズブラズニル)とオーディンの槍(グングニル)を作る。
さらにロキは、ブロックとエイトリという小人に持っていた宝を見せ『これ以上の宝は誰にも作れないだろう、頭を賭ける』と言った。ブロックとエイトリはこれを受け、黄金のイノシシ(グリンブルスティ)、魔法の腕輪ドラウプニルトールの槌ミョルニルを作った。

神々はこの宝に大喜びし、賭けに負けたロキは逃亡。すぐにトールに捕まったが「確かに頭はやると言ったが首を斬ってはならない」と言いくるめ、ロキは命拾いをした。

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最終更新:2005年04月04日 23:15