オーディン(Odin)
正確に表記するならオージン(Óðinn)。
北欧神話の主神。
アース神族?第一位の神。別名を多数持っている。(
オーディンの名前参照)
水曜日『Wednesday』の語源。別名の1つ「hnick」から、「水系」とされる。
詩の神でもある。しかし詩人になるために巨人から詩人の蜜を盗んだこともある。
世界樹ユグドラシルに9日間首を吊り、さらに槍で自身を貫き冥界を覗いたことによって
ルーンの秘密を得た。また、ミーミルの泉の水(飲むと知恵を得ることができるという)を飲むために片目を差し出した。右目なのか、左目なのかは諸説ある。
ロキが小人に製作させた魔法の槍、
グングニルを持つ。
さらに
ロキが持ってきた黄金の腕輪、
ドラウプニルを持っている。9日ごとにこの腕輪と同じものが8個滴り落ちる。八本足の馬
スレイプニルも彼がくれた。
肩には2羽の鴉、フギン「思考」とムニン「記憶」を乗せている。オーディンは毎日彼らを世界中へ送り出し、彼らは見てきたことをすべてオーディンに語る。そのためオーディンは「鴉神」とも呼ばれる。
オーディンは葡萄酒さえ飲めば生きていける。2頭の狼、ゲリとフレキ(どちらも「大食い」の意)
を飼っており、食べ物はすべて彼らにやってしまう。
死の神としての一面もあり気に入った戦死者は女神
フレイヤと共に山分けし、オーディンの侍女
ヴァルキューレが連れ帰る。彼らは
エインヘリヤルと呼ばれる。
戦場における勝敗はオーディンの都合のよいように操作したため、
ロキに責められた。
最終更新:2025年05月02日 16:09