メルヘンカルタ(Meruhen Karuta)


インターネット上で都市伝説として語られたもの。
悪魔のメルヘンカルタもしくは悪夢のメルヘンカルタと呼ばれる。白雪姫、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、人魚姫、不思議の国のアリス、ピノキオの絵が描かれた6枚のカルタ。ヨーロッパの呪術師がこの世の悪を封じ込めたものとされる。邪悪な心の持ち主に取り憑くと、その人物が6つの身体になり、身体以外の全てを支配するらしい。6つの身体になるということについて説明は一切されていないため、具体的にどういうことが起きるのかは謎に包まれている。このカルタに封じ込められた悪というのは七つの大罪の悪魔だとする説もあり、その説によれば母に妬まれ殺されそうになった白雪姫のカルタには嫉妬の悪魔、怠けて遊んでばかりのピノキオのカルタには怠惰の悪魔が封じ込められているらしい。

参考文献

 朝里樹『大迫力! 異界の都市伝説大百科』201, 202, 203頁
 朝里樹『日本現代怪異事典』29頁

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最終更新:2024年07月04日 00:13