ヌト(Nut、nwt)
その名は『天』を意味する。星で覆われた裸体、または、星をちりばめた古風なトゥニカを着た女神として描かれる。その名のとおり天空を象徴する女神。彼女は夜が来ると太陽である
ラーを飲み込み朝が来ると腿の間から再び太陽を産み落とす。そのことから朝焼けは彼女の流す血とされた。また彼女は、使者の守護者として、墓や棺にその姿が描かれた。
ラーが、ちんちんしこしこして
シュウと
テフヌトを生み、その子供がまぐわって
ゲブとともに生まれたのが彼女である。
彼女はおにーたんととても仲が良いので、父上シュウがその間に無理やり突っ込まれている。
参考文献
ステファヌ・ロッシーニ、リュト・シュマン・アンテルム『図説
エジプトの神々事典』133頁
最終更新:2021年05月30日 09:38