雷のカムイ
雷を起こすと考えられた
カムイ。カンナカムイ(上方のカムイ)、シカンナカムイ(真に上方のカムイ)、キラウウシカムイ(角の生えたカムイ)などとよばれる。顕現体は角の生えた大蛇であるとされ、しばしば
龍に例えられる。人間の姿をしているときはシンタ(神駕と訳される。一般名詞としては揺りかごを指す)に座った男性の姿で現される。
非常に短気な神とされ、雷鳴が鳴っているのに仕事を続けたり悪態をついたために滅ぼされた村の話は多く伝えられる。雷の
カムイの子供、ポンカンナカムイ(小さなカンナカムイ)は、しばしば悪役として物語に登場する。
蛇のカムイたちの総元締めとも考えられ、マムシに咬まれた際などに、アオダイショウなどを介して抗議したりすることがあった。普段は木幣や神酒を捧げたりはしない
カムイである。
参考資料
山北篤監修『東洋神名事典』95頁
最終更新:2021年07月04日 16:09