三教指帰

○弘法大師空海が二十四歳頃、入唐前に記した著作。『儒教?』『道教』『仏教』の三つの教えを対比した書で、喜劇仕立てになっており仏教の優位性を説いている。

<登場人物>
兎角:豪族で道楽者の甥である『蛭牙公子』に手を煩わせており、儒教者である『亀毛先生』に相談を持ちかける。
蛭牙公子:兎角の甥
亀毛先生:儒教?
虚亡隠士:道教
仮名乞児:仏教

参考

新紀元社 密教曼荼羅
ナツメ社 『空海』

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最終更新:2006年06月04日 16:49