准胝観音

(1)天台宗では仏母であるとされ、観音ではないとされる観音菩薩。一面十八臂で描かれ、聡明、夫婦和合、求子安産、延命、治病、降雨などの利益があるとされ、醍醐天皇は聖宝に命じて、この尊の求児法を修した所、朱雀、村上両帝が生まれたという逸話がある。

伊藤武によれば、じゅんていはチュンディー「男に身を任せる女」の意。*1

参考

新紀元社 密教曼荼羅

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最終更新:2025年05月26日 13:14

*1 伊藤武『図説インド神秘事典』213頁