Odyssea専門用語集
五十音順
は行
ハイテック=ハイ
魔界第13地区、空都メルディアにある名門校。
魔界で最も古い学園の一つであり、特に古典魔術の高等術式解析が顕著。
学園Odysseaとは姉妹校。学園オンドルーンも姉妹校と言い張っているが、ハイテック=ハイ側はそれについて特に言及していない。
Odysseaでは
HIリスペクト数値の語源となった学生が在校していたことで有名。
バターフィールド理論
odyssea必修理論。金をたかる振りなどをして相手の意識を引きつけ仲間が相手を包囲するまでに時間を稼ぐ。
その際、どれくらいの圧力をかければ最も効果が高いかを論したもの。5ドルくらいがちょうどいいらしい。
用例
親父「5ドル追加だ」
ボス「理由は?」
親父「俺を緊張させた」
バッドアライブ師匠
「生きる」という素晴らしさを広く啓蒙する為だけに今を生きる謎多き師匠。
死ぬことはこの世全ての罪であると考え、その愚かさを気付かせようと躍起になっていることが伺える。
「罰は罪、罪は花、花は私
皮肉なものですね…辺獄を嗤う貴方の終幕もまた泉下の客であるというのに
泥梨(ステージ)の上でこそ彼方者(キャスト)は燦然と輝く。そう黄昏刻の苦花のように…
なんたって私はッ! 死して尚麗しく(ナイスダイ)ですからッ!! 」
引用『ナイスダイ漢語録』より
不可侵の異界
詳細不明の世界。世界切断された住人もこの世界について話そうとしない。
ただ
ユニは「最高の幸せがそこにはあって、それは最低の不幸でした」とだけ言っていた。
世界切断
不可侵の異界でのみ起こる現象。
この世界の住人が他の世界のモノに干渉することで発生する世界からの拒絶。
拒絶されると種族が変わりこの世界での干渉した事実は抹消されるが、自身の記憶と拒絶の理由となった干渉は残る。
なので、もう一度不可侵の異界に帰ることは可能ではあるが、この世界に干渉することは二度とできない。
世界切断された者同士は何か感じるものがあるらしく出会うと直ぐに互いが同じ世界の住人だったことがわかるらしい。
ハリウッドおいどん
犯罪者予備軍
バンデュー
此の世の一切、天地、森羅万象全てを司る辞。
万物に対する仮定にバンデューを用いると証明でき、また万物の成立を妨げる。
全ての感情、感覚で有り、精神世界上の頂点であり真理である。
言霊の形を取っているが、虚無に限りなく近い物質である。
どのような事象に対しても過不足なく浸透し、並列的な観測を行使できる。
矛盾を内包していながら、その存在自体が我々が今此処に存在している世界である。
リタロウにとっては生来のルーチンワーク的な物であり、能力にも多大な影響を及ぼしている。
P-Ange
音の高さを示す単位。フランスの物理学者、ポール “アンジェ” アブリコ・ラ・チュリール(Paul-Ange Abricot La Tulile)の名が由来。
数値が高いほど高音になり、1単位につきおよそ(n*10)^2Hzずつ上がる。
13P-Ange(16900Hz)以降はモスキート音域なので聞こえない。
人喰いゴブリン
人喰いホーネット
人は何故争うのか
オンドルーンの製作した幻のアニメ、という名の実写処刑映像(スナッフビデオ)である。
オンドルーンは人間の間で「アニメ」が流行っているという興味深い情報を聞きつけ、早速製作に取り掛かったが、
そもそもアニメという概念を知らなかったため、急遽予定を変更、ドキュメンタリーというカタチでアニメ製作に取り掛かった。
しかし、日常生活ではあまりにもドキュメンタリーを撮るに値しない浅薄な光景が続く表世界を垣間見たオンドルーンは発狂、
街を3つばかり破壊し、人間を大量虐殺(ホロコースト)、死体散乱、もうもうとした黒煙の中でオンドルーンは語りだす。
「人は何故争うのか」
この台詞で始まるこのアニメ(実写)は、その後しばらく人をただひたすらに壊すだけのアルファ波も出んばかりの映像が繰り返され、
途中でオンドルーンは飽きたのか、フィルムを捨て、次の街に向かっては
壊天剣舞(ブレイクダンス)を披露している。
この事件には流石のOdyssea内部でも反応が大きく、暫くの間ざわめきと身震いが絶えなかったが、
後にリタロウが全ての事項を削除して事態は収束。オンドルーン初のアニメは失敗に終わったが、
また何かの拍子に再発しないかと一部の幹部からは懸念の声が挙がっている。
Fuckin' Math Teacher
月、火、金曜日の午前3時半頃から出現する下級害死霊エネルギー体。
高濃度妖気水脈の分水嶺は魔界にあり、魔界外郭上流水門から表世界へと抜け行き、三千大千世界へと排出される。
そこから漏れ出した少量の妖気が、人の形質として具現化し、表世界に分布する人間、及び魔界人の精力を刹那に捥ぎ取り去る。
人間には肉体的損傷を残さないが、意思を総称する精神力を主食とするため、少々厄介な害霊である。
ファックス
ファックの複数形。
また、オンドルーンの打撃技でもあり、複数人ツッコミを入れる時に『連打』する。
直接的に心臓を抜き取りつつ腕が貫通するため、通常の人間は突っ込まれると死に至る。
ファックマンSP
ファック最上級表現。メガチップ。
すごいむかついた時に使う。あまり容易に使う言葉ではないが、Odyssea内では親友同士のノリで言うことがある。
ウンコマンV5とはほぼ下位互換の関係にある。
武能
武に能力のあるモノを讃えた美称。
ただひたすらに武力(ちから)。説明不要。
壊天剣舞
表世界に来貢中だったオンドルーンは暇を弄んだ挙句、ブレイクダンスの動画と巡り会った。
その動画にオンドルーンは感動を覚え、自らも「出来るよねー!」と言ってブレイクダンスの特訓に明け暮れた。
しかし、オンドルーンが特訓した壊天剣舞(ブレイクダンス)は亜人流で、オリジナルを主張できるレベルまでのアレンジが施されており、
本来のブレイクダンスとは似て非なる全くの別物と化し、それはもうかなり悲惨な状況になっている。
第一に、「ブレイク」の意味を完全に履き違えているため、その犠牲者の数は目視不可。一時期、壮大な肉塊の山脈を形成するほどである。
第二に、何故か両手に剣を持っており、自らが経営する鍛冶屋の宣伝効果を期待しているのか、ただひたすら振り回すことに狂奔する。
第三に、壊天剣舞(ブレイクダンス)をやっていくうちに、破壊することの快楽を覚え、尚且つ人間をゴミ屑以下としか見ていないオンドルーンは、
人間は「破壊するモノ」という非常に排他的でアグレッシブな認識が日々の営みとして慣習化されてしまったのである。
だが、ここまで破壊的な行動をするオンドルーンの趣味もOdysseaでは寧ろ高評価の対象であり、
大総帥リタロウ謁見の間の祝典では、オンドルーンが披露した壊天剣舞(ブレイクダンス)は大変好評であり、
その洗礼された破滅の舞の集大成はOdysseaの舞闘として公式に採用されかけたが、幹部唯一常識人のネクロノミコンがそれを止めた。
崩御
オンドルーンが行う処刑方法の一つであり、オンドルーン式極刑権謀術数『第六六六位式典』中、第二位の
Odyssea級高等刑戮行為。
その名の通り、オンドルーンが尊敬に値すると識別したモノが対象とされる。
この行為は、行為者(オンドルーン)が対象の判断に対するコントロールを行うことができるか否か、という議論に至るか、
もしくは、様々なオンドルーン学上の立場が、あらゆる事象は過去未来にかかわらず、既に決定されているか否かについて、
また同様に、オンドルーンは決定論と共存できるか否かについて意見を違える場合も想定されるが、
答えは可能。全く以てその通りであり、必然の理もまた然りとて否定も、部分否定も、部分肯定も許されず、全肯定を以てそれを顕す。
それ故に、例えば決定論は宇宙は決定論的であり、このことが崩御を可能にすると主張している。
オンドルーン学の領域において崩御を主張することは、
脳と思考を含む身体の動作が物理的な因果律によって完全に規定されているということとほぼ同等であるが、
「物理的な因果律ではない別の何か」という問いに関してはその懐疑そのものがナンセンスであり、意味を持たない。
これは自然の哲理であり、人間本位のメインルーチンと同系統に属する疑いようの無い絶対真として定義される。
ブレイブルー先生
一般人でありながらも骸架教団の存在にいち早く気づき、その野望を阻止すべく画策を練っている謎多き人物。
俄に信じ難いが、アオイドス委員会や社会構築主義者の傘下ではなく、全く別の勢力派閥に属しているらしい。
普段は東京の某高校で教鞭を執っている。名前の由来は、授業中や戦闘中に『BLAZBLUE』のセリフを混ぜ込んでいることから。
お気に入りのセリフは、テイガーの「今までよく生き延びられたな」「戦士としては二流だな」等々。
また、突然「バカテスが~」などと語りだすことから、重度のラノベオタクとしての一面も窺える。
頭脳
人智を超えた高度な思考回路端末に接続可能な能力の通称。
能力の発見は、表世界の人間(ニンゲン)が何らかのきっかけに触れることで偶然的に出現する超演算能力に始まる。
第五歌である
まほちゃんは人間であり、生まれつき頭脳(ブレイン)を備えた原石である。
(ただし、まほちゃんが行える頭脳(ブレイン)の演算能力は、戦闘においてのみ発動可能な超速の判断と勘が全てである。)
これを人間以外にも発現させるために、魔界能力開発研究部(通称:DARD)が、頭脳(ブレイン)の将来性を提示、装置開発に向かった。
後に実験を成功させているが、製造材料が人間であると判明した段階からオンドルーンが全市場の素材を強奪し、市場が完全崩壊。実験は中止となったことは想像に難くない。
第四歌の
ネクロノミコンは魔王の恩賜を受け、数少ない頭脳(ブレイン)ネットワークの占有権を獲得している。
このネットワークはネクロノミコン以外にも、電気能力系統である
イーナンがハッキング、無断利用していることが確認されている。
また、魔界のとあるタブロイド紙では、頭脳(ブレイン)は魔界外未開拓地区、最果ての渓谷(ファーヴァレイ)に生息が確認された八仙聖龍の一角、
「誤謬」を司る『邪龍プレミデス』の完全無効化装置として期待できるという真偽の程は定かではない内容の記事を掲載した。
現在、頭脳(ブレイン)として発現している機体個数は、行方不明のものを合わせて全4機とされている。
表世界に存在する頭脳(ブレイン)の予想個体数は4桁を凌ぐとされているが、現在Odysseaが確認しているブレインは以下の3機に留まる。
- 可能性の頭脳(ブレイン=プラン)
- 創造の頭脳(ブレイン=プロダクト)
- 完全遂行の頭脳(ブレイン=プレイング)
※創造の頭脳(ブレイン=プロダクト)はまほちゃんが所有する未装置状態のオリジナルであり、本人以外による操作は不可。
刎頸ノ交
『オンドルーン説話集』によると、オンドルーンは
Iliasとの外交で体を(文字通り)張って、宝具「人という字」とリタロウの顔面(のみ)を守り、
Odysseaに仕える物資輸送班庶務雑務から物資輸送班班長(
Odyssea級)に昇格した。
しかし歴戦の名将であると自称するオンドルーンは、口先だけで
Odyssea級にまで昇格したオンドルーンに強い不満を抱いた。
それ以降、オンドルーンは病気と称してオンドルーンを外にあまり出さなくし、オンドルーンの代わりにオンドルーンがオンドルを務めることとなったルーン。
「ん゛」
ビシャ
「ん゛んッ 」
ビシャシャ
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん~~~ッ!!!」
ビッシャモンテーン
「
―――――次はキミの番ん゛ッ!」
引用『オンドルーン説話集第592幕』より
法おじさん
恐らく「ホーおじさん」であろう。誠名は『ホー・アンデッド・デス/”チャイルド=ミーン”』。
『おじさんシリーズ』の原点(ファースト)にして頂点(エンド)。最強の名を欲恣き儘にしている。
彼は法(システム)を掌り、勝利した。未だ現れぬ空を信じて。その時、老兵は静かに窓を閉じたと言う。
彼は自分を工作したあの日を語るのが好きだった。縦しや、命だに、と。
今もなお、全ての勝利の傍らには法おじさんがいる。
ホー・チ・ミン
オンドルーンが最も尊敬の意を示しているであろう人物。
オンドルーンの曰くは、人類史に残る偉大な革命家と強く謳い、崇め立て諂うことを辞さない。
それ以外の感情には全て「壊(ブレイク)」を遣わすことを宣言した。
北米の詩客
Iliasの幹部、ナンバー『3』の名を戴く純一無雑たる実力者。魔族。
故事は北米に始まり、吟遊詩人として各国を遊山する歌聖。其の身の熟しは鬼出電入にて言はん形無し。
能力名は『口内炎の神様』。口の中に万物を飼うことが出来る。その口内炎は「神」を飼育していることの表徴だ。
最早、曲水の宴(アオイドス)に於いて神を形容することに造作はないという自負心の顕在か。
過去に生前のナイスガイ先生を口の中で飼っていた時期があり、未だに口内炎達のことを「ナイスガイ」と呼称している。
彼女の曰く、ナイスガイ先生の飼育は個人的趣味であり、骸架教団との直接的な関係性は無いと表明している。
「途端に絶妙なタイミングで姿を現す なんたって私はナイスガイですからッ!」
引用『ナイスガイ漢語録』より
ボッチッチ
魔界の戦闘民族。しかし戦闘は好まず、孤独に陰湿な生活を営んでいる。
彼らが戦闘民族と呼称されるのは、理性崩壊時における凶暴性、危険性に由来している。
ある三流魔界雑誌によれば「ボッチッチが我を忘れる時、その場に残るのは塵と埃と悲哀」らしいが信憑性については懐疑的な読者が多い。
理性が崩壊するのを未然に防ぐ為に、他人との交流を自ら拒むよう(出来る限り)に脳にプログラミングされている。
存在自体が危険と見なした
DBIが、最後のボッチッチである、
アローン=ボッチを苦闘の末殺害した。
しかし、人間界に
アローン=ボッチの息子が居るとの噂も流れている・・・
最終更新:2024年08月18日 12:21