冠山城

城主

林三郎左衛門重真
杉原四郎左衛門
荒木平太夫

別名

すくもの城

遺構

曲輪・堀・土塁・櫓台・大手跡

歴史



概要

境目七城(宮地山城冠山城高松城鴨庄城日幡城撫川城松島城)の1つで、境目七城では高松城に次ぐ激戦があった。またこの城は、加藤虎之助(清正)が一番槍という城でも有名。
 城跡は冠山という小さな独立山塊を利用ている。本の壇を最上段に置き、それを取り囲むように二の壇、二の壇を北西側から南にかけて囲むように三の壇があり三の壇西側には土塁も確認でき、二の壇北から東にかけ帯曲輪を形成している。さらに帯曲輪の東には曲輪群を並べており一番東には大手曲輪が形成されている。本の壇北側にはかなり埋まっているが竪堀も確認できる。冠山北の山麓には現在小さな用水路が流れておりこれも築城時には堀と利用している。現在は竹林となって開墾されているのでどこまで城跡であるかは不明だが、非常に規模の大きな城跡になっている。

縄張り図


所在地

岡山市北区下足守 

交通

自家用車

周囲に駐車スペースなし

公共交通機関

吉備線『足守駅』下車 徒歩 分

登城口

高松方面から足守方面に走ると岡山空港方面に曲がる(コンビニのある)交差点を岡山空港方面に左折。少し進むと左に折れる細い道があるのでそれを進むと冠山城につく。

注意


写真

遠景写真・碑

南西から 南から望む(クレーン奥に小さく見える山)

城内写真

本の壇
櫓台(土塁?) 土塁(?)
帯曲輪 二の壇(三の壇?)
三の壇(四の壇?)と大手曲輪 大手曲輪の櫓台(?)


登城記録・感想等

ぴっちゃん 05/8/3(晴)

蚊に刺されました。非常に不快です。写真撮ってても蚊がまとわりついてくるので結局まともに見ずに帰ってしまいました。

ぴっちゃん 08/12/28(雨)

図面を描きにきました。少々寒いのですが、今回こそはゆっくり見ることができそうです。まず本丸ですが、結構広く前回は石碑の裏まで行くことはしませんでしたが、今回は突撃してみます。石碑の所は綺麗に整備されてますが裏はかなりあれています。その下には(写真ではきちんと見えないのでのせなかった)竪堀があるんですが・・。(なぜか看板は三の壇の所に二の壇とありますが・・)二の壇や三の壇は竹林になってました。歩きづらいですがそこをうろうろしてふたたび二の壇(三の壇?)にもどって帯曲輪に入ります。すると北側に土塁のような(櫓台?)わかんないものに出くわします。
帯曲輪東は曲輪なのか竹林なのかよく分からないものの連続になりますがそこを進むと大手曲輪にでます。しかしここも墓地や畑になっていてよく分かりません。ここから先は本来の城跡なのかよくかわりませんでした。

こた 09/7/4 (晴)



居館候補地



近くの観光名所



参考文献

「日本城郭大系 13」「岡山市史」

更新日

2010年03月03日

最終更新:2010年03月03日 00:30
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。