我は毛利元就。日輪の申し子なり。
この度、四国の長曾我部元親を征伐すべく兵を進めたが勝利には至らなかった。
…使えぬ捨て駒共め…痛み分け等、計算していないぞ…!

先鋒を命じた将を処断し、居城へと帰還すると駒の一人が
「元就様、このようなものを分捕ってまいりました。元親めがたいそう大事にしておるとか…」
と差し出したので見てみれば…薄汚れた仔猫であった。

…下らぬものを見せおって…駒の処刑を命じ、湯殿へと向かう。戦場にて汚れた身体を洗い清めん。
…しかしこの仔猫はどうしたものか?
薄汚れたまま城内を走り回られても不快である。

…仕方なく我は仔猫をつまみ上げ共に湯殿へと向かう。

…ふう。やはり戦場の疲れは湯で流すに限る…
北九州に根を張るザビーとか申す毛唐と一戦交えた際に手に入れたシャボンなる物で身体を洗うのが
最近の我の密やかな愉しみである。

が。

仕方が無いので汚い仔猫をシャボンで洗い清めることにした。薄汚れたまま城内を(ry)
洗いあがった仔猫は随分と見違えたようだ。

湯から上がり縁側にて日輪の光を浴びる。おお…日輪よ、今日も我を清めたまえ…
仔猫もついでに日輪の光で乾かすとしよう。汚れの清めには日輪の光をおいてあるまい。

仔猫は図々しくも我の膝の上で眠っている。
…他愛も無い。所詮は獣よ…

…日が暮れるまで我はその場を動けなかった…
ぬこ2

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最終更新:2006年09月18日 03:53