瀬戸内海で四国の鬼が暴れているという情報を 島津じーさんから聞いた
元就様は
毛利家の最高技術で栽培された 仙豆に匹敵する
オクラを持って鬼退治にでかけました・・・。
その道中、1人の犬っぽい人が話しかけてきました。
元就どの 元就どの
おこしにつけた そのオクラ
1つ 拙者にくださりませ
「・・・何故貴様にやらねばならぬ。このオクラは貴重なものぞ。」
犬っぽい人のお願いを元就様はキッパリ断りました。
しかし犬っぽい人は今にも飢え死んでしまいそうだったので、哀れに思った元就様は
「鬼の征伐に我の駒としてついてくるなら このオクラをやろう。」
といい、それに大きく頷いた犬っぽい人をゲットしましました。
犬っぽい人と四国に向かっていると、今度はキジっぽい人が話しかけてきました。
もとなりさん もとなりさん
おこしにつけた そのおくら
ひとつ わたしにくださいな
「・・・読みにくい。」
元就様は、キジっぽい人の話し方が気に入りませんでした。
しかしキジっぽい人からは、犬っぽい人にはない知的オーラと冷静な雰囲気がありました。
鬼退治にいくのに、手駒が犬っぽい人だけでは少し不安になってきた元就様は
オクラと交換に自分の駒になることを条件に、キジっぽい人をゲットしました。
犬っぽい人とキジっぽい人と四国に向かっていると
今度は猿を肩に乗せた青年が話しかけてきました。
元就さん! 元就さん!
おこしにつけた そのオクラ
1つ 俺にもちょーだいな
「フン・・・貴様に恵んでやる筋合いなどない・・・が、その猿にはくれてやらんでもない。」
密かに動物好きの元就さんは、その人の肩に乗っている猿に興味津々でした。
あまりに可愛らしかったので 元就さんはこの猿がほしくなりました。
そこでオクラと猿を交換しようと猿の飼い主(?)に交渉しましたが、バッサリ断られました。
猿以外には興味のなかった元就様は、不機嫌になりながらも先を急ごうとしました。
しかし青年は、鬼退治という楽しそうなイベントを自分も見たい、と言い出し
元就様は、いずれペットになる予定の猿と、何かに役に立つかもしれない駒をゲットしました。
こうして元就様と、犬っぽい人と、キジっぽい人と、猿と、その現飼い主は
時に物見遊山をしたり、時に大喧嘩をしながら、鬼の棲む四国を目指したのでした・・・。
最終更新:2006年09月23日 03:51