テーマの「色」ですが「白い紙に引かれる線、文字」という概念で応えたいです。
三大文学少女シチュエーションの一つ「図書室で借りる本の貸出カードで必ず自分の前に書かれている名前に思いを馳せる」が儚く切なく素晴らしいものだと思っております。
主人公が本を借りると必ずと言っていいほど書かれている「xxxx」という名前。名前しかわからないけれども、だからこそいろんなことを考えてしまう。直接のつながりがないからこそより一層相手の事を考えてしまう。名前以外の何も知らない相手。(中性的な名前だと尚良!)
でも自分が同じ本を借りていることを相手は知らないんだろうな、という切ない気持ちを抱えている主人公。しかし自分が一方的に知っているだけで相手は自分のことを知らない、それどころかすでに学校にいないかもしれない。
というヤキモキした気持ちを持ちつつ、しかし借りた本にその名前が載っていると安心感とドキドキを感じてしまう。
あるとき別のクラスで同姓同名の人がいることを偶然知り……その意外な(略)
でも自分が同じ本を借りていることを相手は知らないんだろうな、という切ない気持ちを抱えている主人公。しかし自分が一方的に知っているだけで相手は自分のことを知らない、それどころかすでに学校にいないかもしれない。
というヤキモキした気持ちを持ちつつ、しかし借りた本にその名前が載っていると安心感とドキドキを感じてしまう。
あるとき別のクラスで同姓同名の人がいることを偶然知り……その意外な(略)
個人的には「図書室の受付少女がその正体で、主人公のことをこっそり見ていて恋心を煩わせていたが伝えることができず、そんなときに自分が好きな作家の本を主人公が借りていくのを見ていて……」と、謎が明らかになったときに第一話から見返したくなるようなエンディングが好物です。
しかし、男女、先輩後輩、貸出期間のブランクなど無限の組み合わせができるのがこの趣(シチュエーション)の素晴らしいところです。
百合、BL、年の差、あらゆるものを受け入れるこの趣深いシチュエーション、いかがでございましょうか。
百合、BL、年の差、あらゆるものを受け入れるこの趣深いシチュエーション、いかがでございましょうか。
2:05:34頃より
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