難易度を選んでください。
名称 |
特徴 |
VERY EASY |
とても優しい |
EASY |
優しい |
NORMAL |
普通 |
HARD |
難しい |
VERY HARD |
とても難しい |
主人公の名前:パワポケ
守備位置:ピッチャー
投打:左投左打
投法:オーバースロー1
変化球:ストレート
野球:アクション野球
ロックオン:しない
かけごえ:しない
守備:マニュアル
走塁:マニュアル
難易度:ベリーハード
俺は小学校からずっと野球をやってきた。中学校の野球部でだって、活躍した。
でも、名門校からお呼びがかかるほどの結果は出せなかった。
パワポケ「はあ...俺の野球って、ここまでなのかなぁ。」
そんな風に思っていたとき...
パワポケ「母さん、親切高校って?」
パワポケの母「すごく野球が強い学校らしいわよ。
...ねえ。野球のことをあきらめてないなら、この学校に行ってみたら?」
パワポケ「全寮制の学校か...」
そして、俺は野球をあきらめなかった。
そして今日。俺は親切高校へ入学するため直行のバスにゆられている。...でも。なかなか到着しないな。
「駅から、ずいぶん遠いでやんすね。」
パワポケ「えっ?」
「オイラ、荷田 幸浩(にだ ゆきひろ)でやんす。
アンタとは野球の試合で対決した事もあるでやんすよ!」
パワポケ「覚えてないなあ...」
荷田「とにかく、これからは同じ学校の仲間でやんす! 一緒に野球部でがんばるでやんす!」
そして、もうすぐ親切高校に到着...
荷田「あっ! 学校が見えてきたでやんす! めちゃくちゃ大きいでやんす!」
パワポケ「なんだかすごそうな学校だな...どうして壁に囲まれてるんだろう?」
荷田「なんでもいいんでやんす! ここからオイラの野球物語が始まるんでやんす!」
親切高校 入学式
「あー! 諸君! この学校は「親切」をモットーにしています。
この学校で、社会の一員として、まわりのみんなの面倒をよく見る、「親切」な人になりましょう。
そして、この学校には、諸君らが社会の一員として
生きていくために必要な物が、全てそろっています。外に出ていく必要はありません!」
(ガコン!)
パワポケ「今のは、ひょっとして扉がしまる音?
なんだか不安になるけど、ここでがんばるしかないんだよな。」
こうして親切高校での、忘れられない3年間が始まった...
「この一年三組を担当する大河内 将門(おおこうち まさかど)だ。これから一年間、よろしくな!」
荷田「先生、質問でやんす!」
大河内「おう、熱心な生徒は先生も好きだ。なんだ、荷田?」
荷田「このクラスは、全員 男でやんす。入学式の時にいた女子学生はどこに行っちゃったんでやんすか?」
大河内「んーそうだな。お前たちは、いま大人になりつつある。
そういう時期には、誘惑が多くて学業やスポーツに集中できずに悩むことも多いだろう。
だが、安心してくれ。この学校は、男女生徒が校内で完全に分離しているんだ。」
荷田「な、なんでやんすと?!」
大河内「青春のたぎりは、思う存分学業とスポーツにぶつけるんだな。わははははは!」
(そして...)
荷田「なんか、納得いかないでやんす。
夏休みまでは、女の子の姿すら見られないということでやんすか?」
パワポケ「......夏休み? 次の日曜にでも街に出ればいいんじゃないか。」
荷田「パワポケ君、学校のパンフレットをちゃんと読んだんでやんすか?
この学校の外に出られるのは夏休みと冬休みと春休みだけでやんす。」
パワポケ「なんだって?」
荷田「普通の休みの日は、この学校の寮で勉強するか部活動をがんばれ、ということらしいでやんす。」
パワポケ「...とんでもない学校だな。でも、俺たちはこの学校で甲子園を目指して野球をやるんだろ。
じゃあ、女の子や休日なんてそもそも関係ないじゃないか。」
荷田「はぁ~、熱血でやんすねぇ。でもオイラ、気楽で楽しい高校生活を送りたかったでやんす...」
(そして...)
親切高校 野球部
車坂監督「いいか、この新入生の中に「気楽で楽しい高校生活」を期待している馬鹿はいるか?
念のため、最初に言っておく。甘ったれるな!
今の社会は、のんびり気楽にわたっていけるほど甘くはないぞ。
お前達が卒業して、社会に出たとき最初に直面するのはな...
世の中には勝者と敗者しかいない、という冷酷な現実だ!
だから、オレの野球部は教育としてまず試合に勝つことを教える。
勝つための苦しみと勝つことの喜びを、この3年間の部活動でみっちりと
お前らの身体に教え込んでやる。もちろん、夏休みなんてものはナシだ。
これがオレのお前達への親切だ。オイ...返事はどうしたッ!」
みんな「(ハイ、ありがとうございます!)」
パワポケ「(まるで、軍隊みたいだな。強い学校の野球部っていうのはこういうものなのかな?)」
荷田「(この学校だけが、特別なんでやんすよ!)」
車坂監督「オイ、そこの2人っ!」
パワポケ・荷田「はっ、はい!」
車坂監督「...私語の罰としてグラウンド10周。今すぐ始めろ!」
パワポケ・荷田「ハイッ!」
(タタタタタッ...)
練習後...
パワポケ「あー、練習でクタクタだよ。」
荷田「やっと眠れるでやんす。」
パワポケ「えっと寮の部屋は...なんだ、荷田君と一緒だな。」
荷田「えー? クラスも部活動も一緒なのに、部屋まで一緒なんでやんすか?」
パワポケ「...いやそうに言うなよ。」
「クラスはともかく、寮は部活ごとに分けられてるから当然だよ。この寮は、野球部専用!」
パワポケ「あ、北乃(きたの)先輩。先輩も一緒の部屋なんですか?」
北乃「おうよ。あと、3年生の飯占(いいじめ)キャプテンも同室だぜ。」
パワポケ「え、キャプテンも?! (あの人、絶対に高校生には見えないよな...)」
北乃「それにしても、お前らは運がいいな。4人部屋で、先輩は2人だけだろ?
オレが1年の時なんて、同室に先輩が3人もいたんだからな。」
パワポケ「はあ。」
北乃「それじゃあ、この学校と野球部と寮生活としてお前らに社会勉強させてやるよ。」
荷田「なんでやんす?」
北乃「まず、上下関係をしっかり守れ。先輩であるオレの命令は絶対だ。
夕食の弁当を取りに行くのはもちろん、朝練の時間に起こしたり、
練習後にはオレをマッサージしなきゃいかん。」
荷田「ど、どうしてそんなことをやらないといけないんでやんす?!」
北乃「あー? だから社会勉強って言っただろ? たとえば、これが会社でオレが上司だったとするよな?
オレの機嫌を損ねたら、お前らヘタすればクビになるんだぜ。」
荷田「ここでは何が起こるんでやんす?」
北乃「お前ら、野球好きだよな? 野球したいよな?
ボール磨きと球拾いだけで1年間を終わりたくないよな? ...じゃあ、どうすればいい?」
パワポケ「それって脅迫ですか?」
北乃「いや、気持ちのいい学園生活を送りたければ、ガマンも必要だって言いたいだけだよ。
いいか、オレだって去年やったんだぞ。それにお前らも来年は先輩になるんだ。
お前らが抵抗して、この美しい伝統を破壊するのは勝手だが、そうなると来年も雑用しなきゃいけない。」
パワポケ「.........。」
飯占「おっ、北乃! さっそく後輩どもに寮生活の基本を教えてやってんのか?」
北乃「はい、キャプテン! やっとオレも楽させてもらいますよ。」
(わははははは)
パワポケ・荷田「.........。」
パワポケ・荷田のやる気-1
北乃は非常にわがままで粗暴な性格で、部費と称してペラを奪ってきたりと
様々な嫌がらせをしてやる気と野球魂を下げてくるので要注意です。
そしてなんと! 北乃は暴れたりいびきをかいて安眠妨害をしてきたり八つ当たりまでしてくることがあります。
もし北乃の嫌がらせや暴力に巻き込まれてしまったら、病気をつけられたり
マイナス特殊能力がつけられてしまうので気をつけてください!!
1年 4月3週
大河内「さて、お前たち新入生がこの学校へ来て一週間がたった。
ここで生活するようになって、この学校では、お金が使えないことに気づいたと思う。
だが、生活に必要な消耗品は学校からは支給されない。
これから、お前たちにはこの「ペラ」を使って、購買部で必要な私物を購入してもらう。」
(ざわざわざわ)
「ええと、つまり金券ですか。あらかじめ買っておくような?」
大河内「いや、お金の代わりをするが、ペラは決してお金で買えない。
この学校でいくらペラをかせいでも卒業するときにはすべて紙くずだ。
生徒間でペラを売買するのも禁止だ。そういう行為は厳しく罰する。」
荷田「じゃあ、どうやってそのペラを手に入れるんでやんす?」
大河内「今から全員に200ペラを支給する。今後は、学業成績や部活における成果
あるいは学校に対する貢献によって支給されることになる。」
荷田「でも、オイラ勉強は苦手でやんす。...部活動でも活躍する自信もないでやんす...」
大河内「ああ、大丈夫だ。そういう者のために、
社会への俸仕活動に参加した場合、ペラを配給する制度がある。
だが、ボランティアとは本来 無償で行うものなのだ。
このペラは、あくまでも学生が自分の時間を使って社会に俸仕したことに対する、
学校からの援助と思ってほしい。」
荷田「(そんなこと言ったって、やっぱり給料みたいなものでやんすよねぇ?)」
パワポケ「(荷田君、先生に聞こえるぞ。)」
「先生、質問です! 生徒の間でペラを貸し借りしてもいいのでしょうか?」
大河内「いいところに気がついたな。このペラは金銭ではない。
だから、ゲームなどの勝敗によって権利が移動したとしても、それはギャンブルではない!」
(ざわざわざわ)
大河内「そもそも、このペラはお前たちが社会に出たときのためにお金というものを勉強する教材だ。
利子をつけて貸し出すのも自由、周囲の者から借り集めて、なにか大掛かりな活動をすることも自由だ。
...もっとも、反社会的だったり学校やクラスに迷惑のかかる行為は絶対にやめてくれたまえ!
さあ、今から全員にペラを配るぞ。」
パワポケ「(ふーん、これがペラね?)」
荷田「(安っぽいでやんす。)」
(買い物コマンドが使えるようになりました! 買い物をしても日数は進みません。)
(俸仕活動コマンドが使えるようになりました! ペラを稼ぐことができます。)
?「野球魂を持つ者よ...お前たちの力がどれほどのものか、この星の未来を見届けよう...」
パワポケ「未来を...?」
?「マスターリングを与える。これは人類にとっての試練だ。」
パワポケ「試練? わっ!」
(ピカッ!)
パワポケはマスターリングを授かり、すぐに左腕にはめた。
パワポケ「これは...」
マスターリング「我はマスターリング。この3年間、お前と共にする。
お前が奇跡の野球選手として成長することを祈っておるぞ...」
パワポケは北乃にペラを徴収されたり暴れられたりと散々苦しめられていく。
またキャプテンの飯占は後輩に厳しく指導したりとやりたい放題。
この理不尽な厳しさがパワポケを危機に陥れる。そして...週が経過し、越後や桧垣などと出会った。
パワポケは苦しみながらもボランティア活動をこなし、車坂監督の実技試験を突破した。
6月1週...星英高校と練習試合。パワポケたち1年生は試合を見てるだけしかない。
天道翔馬というピッチャーが飯占を三振にしとめ、完封勝利。これを見た車坂監督は...
「............。」
車坂監督「............お前たち。今日の試合のザマはなんだ。基宗、言ってみろ!」
基宗「ハイ! 恥ずかしながら、完敗であります!」
車坂監督「よぉし、「恥ずかしながら」よく言った!
いいか、お前らの足りない脳みそでも理解できるように言ってやるが...
点が取れなきゃ勝てないんだよ! なのに相手の一年生投手が打てず
一方的に負けちまいやがって......どうなってる?! おい、パワポケ!」
パワポケ「あっ、ハイ!」
車坂監督「お前から野球を取ったら何が残る? 言ってみろ!」
パワポケ「ゴミであります!」
車坂監督「よーし、よくわかってるな。だが、そう自覚しているんならもっと死ぬ気で練習しろ!
今から地獄ノックとランニングだ! 今日は全員倒れるまでやるぞ。......返事はどうしたッ!!!!」
みんな「(はい、ありがとうございます!)」
体力が0になった
野球魂が10上がった
各経験点が10上がった
パワポケと荷田は車坂監督に頼まれて他校のデータを集める。
そこで天道に会う。荷田はその選手はスターだといい、
パワポケはそんな理屈で納得できず、試合で倒し、そして超えてやると言った。
また北乃の暴力に巻き込まれたりと散々な目にあわされる。
夏の試合に敗北したあと、飯占たち3年生は引退し、キャプテンは基宗になった。
8月1週...パワポケは女子寮へ向かう。
パワポケ「さて、森を抜けてどこを目指そう。」
パワポケは女子寮へ向かった。
パワポケ「(正面から行っても警戒が厳しい。西の海岸の方から大回りで行けば、守りが薄いかもしれない。)」
パワポケは海岸ルートから女子寮へ向かった。
パワポケ「確かにドーベルマンや警備員はいなかったけど...
迷って完全に日が暮れてしまった...でもこれでやっと女子寮に...」
(ガサガサッ!)
パワポケ「やばい、また犬か!」
「......」
パワポケ「......なんだ女の子か。(かわいい女の子だなあ)」
「ここで何をしている? 男子は立ち入り禁止のはずだが。」
パワポケ「(うっ、やばいぞ! どうしよう?)」
パワポケはどう答えたか...
パワポケ「女子寮を見てみたかったんだ。」
「わざわざここまできたのには感心するが...目的はほめられたものではないな。」
パワポケ「うっ、すいません。」
(ガサガサッ!)
「誰かいるんですの?」
「そこの茂みに隠れて!」
(ガサガサッ!)
「私です、天月です。」
「またあなたですか...門限はとっくにすぎているんですよ!」
天月「すいません。気分が優れないので少し夜風にあたりたくて。」
「規則は規則です。あなた普段は優秀なんですから、規則を守っていればすぐに監督生にもなれますのに。」
天月「...申し訳ありません。」
「謝ってすむ問題ではありません! だいたいあなたはいつもいつも...」
天月「............」
「くどくどくどくど...」
天月「............」
「がみがみがみがみ...」
天月「............」
(三十分経過...)
「っと、今はそれどころではありません。不審者が侵入しているらしいのです。
あなたも危ないですから早く戻りなさい。」
天月「はい、申し訳ありませんでした。」
女子寮の教師は寮に戻った。
天月「..............もう大丈夫。」
パワポケ「ふう、助かったよ。」
天月「...」
パワポケ「俺だけ隠れてしまってごめん。」
天月「気にするな、私はいつものことだから。君が捕まっていたら、こんなものではすまなかった。」
パワポケ「た、たしかに...」
天月「まあ、これに懲りたら二度とこんなまねはやめておくんだな。」
パワポケ「わかったよ。」
天月「...ならいい。では...」
パワポケ「あっ、ちょっと待って! 俺はパワポケ、一年。君は...」
天月「天月 五十鈴(あまつき いすず)。私も一年。」
パワポケ「よろしく、天月。」
天月「よろしく。まあこんな学校だからもう会うことはないと思うけど。」
パワポケ「あっ、ちょっと! (いっちゃった...)
それにしてもこんな夜おそくに抜け出してどこに...って、もうこんな時間!?
俺も早く戻らないと明日もたないぞ!」
(タタタタタッ...)
次の週、パワポケたちは甲子園中継を見た。
天道の活躍ぶりを見てパワポケは倒さないと甲子園には行けないといい、みんなも意気投合した。
8月3週...パワポケは実力テストで良い結果を残した。
9月1週...パワポケは夜の森でガサガサ音がし、天月だと思って声がかけてみるが、
荷田に注意され、仕方なく戻った。
9月2週...パワポケたちは後片付けを終えてやっと弁当かと思ったら...
北乃が腹が減ってたから2つ食べたらしく弁当はひとつしかない。
パワポケと荷田は弁当をかけて「ちーぐーぱーどーん!」で勝負することに。
そして勝負はパワポケが勝利! パワポケは弁当を荷田にも少し分けてあげて食べた。
10月2週...秋季大会。ホームランを打たれて負けてしまい、車坂監督が激怒。
その後、車坂監督のしごきはどんどんエスカレートしていき、「ボールが捕れないなら死ね」、
「野球ができなきゃ、お前なんて生きてる価値がない」と暴言を吐く。
試合に負けて以来、車坂監督のしごきがめちゃくちゃキツクなっていく。
挙句の果てに監督生も精神的圧力で厳しく指導してきてパワポケを苦しめてくる。
これにイラついて不満を抱いたパワポケは...
岩本(監督生)「こらっ!」
パワポケ「え?」
岩本(監督生)「校舎の入り口を汚すな。靴についている土汚れはきちんと落としてから入ってこい。」
官取「(おいパワポケ、あやまるんだ。)」
パワポケ・官取「どうもすみません。」
岩本(監督生)「ほら、違反キップだ。次からは注意するんだぞ。」
「....................」
パワポケ「なんだよ、今のは。」
官取「あいつら監督生だよ。成績優秀者から選ばれて生徒の生活指導をしてるんだ。」
パワポケ「で、この違反キップってなに?」
官取「生活態度の悪い人間へのペナルティーだよ。たまると、先生に呼び出しくらうぞ。」
パワポケ「げ、本当か!?」
やる気が1下がった
監督評価が1下がった
体力が10下がった
野球魂が3下がった
監督生は少しでも逆らった場合は集団で長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてきて、
やる気と野球魂と監督評価を下げてくるので、要注意です。
そしてなんと!
アイテムなどによって理不尽な監督生に進化することがあります。
理不尽な監督生に出会ってしまったら、体力とやる気を0にされてしまう上に
有益な効果をもたらす
アイテムを没収されてしまうので気をつけてください!!
11月1週のテストも良い結果を残した。
そして、またしても監督生がパワポケに目を付けてきて...
岩本(監督生)「おい! そこのお前!」
職員室
パワポケ「俺じゃないって言ってるだろうが!!」
岩本(監督生)「しらばっくれるな!」
(バキッ!)
パワポケ「くっ...」
大河内「岩本、彼が悪いことをした証拠でもあるのか?」
岩本(監督生)「どう見たってこいつ以外いませんよ。
こいつがいない間は生活態度の悪いヤツなんかいなかったですからな。」
岩本(監督生)「母親がこの学校への入学を勧めたらしいが、行いの悪さは親ゆずりか? ええ?」
パワポケ「貴様...俺のことだけならいざ知らず、よくも...」
岩本(監督生)「(ふん...殴れ...そうすれば貴様はすぐに退学だ...)」
パワポケ「よくも...よくも俺の母親のことを!!!」
パワポケは怒りのあまり、監督生に殴りかかった。
マスターリング「待て、パワポケ! 真犯人は目の前のこの人間だ! 心で感じて、相手の心境を感じろ!」
パワポケ「えっ? こうか?」
パワポケは目を閉じて......相手の心境を感じ取った!
どうやら監督生は少しでも逆らった場合は集団で長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてきて、
生徒を苦しめた挙句、やる気や監督評価などを下げて10のプレイヤーたちのストレスをためてきているようだ。
パワポケ「やっぱりお前だったのか! 生徒に嫌がらせをしていたのは!」
岩本(監督生)「うるさい!! 何であろうと規律違反だ!!」
大河内「監督生、これは一体どういうことだ!?」
岩本(監督生)「知らんぞ、俺は?! 貴様、俺を犯人扱いなんかしやがったな!
いつか貴様の悪さを暴いてやるから覚悟しとけよ!」
大河内「お、おい待て! まだ話が終わってないぞ! 待つんだ岩本!」
パワポケ「あの野郎! よくもぬけぬけと!」
マスターリング「これで無罪放免だ。部活にゆけ。」
パワポケ「いや、まだ済んでない。あいつを思いっきりぶん殴る!」
マスターリング「せっかく疑いが晴れたのに監督生や教師を殴ったら元も子もないだろうが!」
パワポケ「俺の気がすまないんだよ!」
マスターリング「...じゃあ、見えないようにやれよ。」
パワポケ「アホ! できるかそんなこと!」
マスターリング「できるようになったのだぞ。
右手の人差し指に全身の力を集めるつもりで気持ちを集中してみろ。」
パワポケの右手の人差し指に力が...
パワポケ「おい、指先が熱くなって...!」
マスターリング「それで狙いをつけて撃ってみろ。心で念じて心で引き金を引くのだ。」
パワポケ「本当かよ?」
パワポケは監督生の岩本に人差し指を向けた。
パワポケ「食らえ、岩本!」
(バーン)
岩本(監督生)「ぐわおっ!」
指先から放ったレーザーが岩本(監督生)の頭に直撃した!
大河内「どうした岩本! しっかりしろ!」
パワポケ「すげぇ...」
マスターリング「これが霊丸だ。」
パワポケ「霊丸?」
マスターリング「人間はオーラと呼ばれる霊気を体内にもってお前は指先に集中して放ったのだ。
パンチの何倍もの威力をな。だが、使うときには気をつけろ。今のお前では一発が限度だからな。」
パワポケ「ああ。」
その後パワポケは練習をこなした。
そして、12月3週...
大河内「さて、いよいよ冬休みだ。所属する部によっては、入学以来はじめて家に帰ることになる者もいると思う。」
荷田「(オイラたちでやんすね。)」
大河内「そこで、一応念のために言っておく。
冬休みは2週間だが、早めに学校に帰ってきてもいいんだぞ。」
(ざわざわざわ)
パワポケ「(おいおい、どうして好き好んでこんな窮屈な学校に早めに帰って来るんだよ。)」
荷田「(オイラ、絶対に休み期間ぎりぎりいっぱいまで帰ってこないでやんす!)」
練習をしたあと...
パワポケの自宅
パワポケ「ただいま!」
パワポケの母「まあ、おかえりなさい。それにしても、この子は。
帰る前に連絡ぐらい入れなさいよね。で、学校はどうなの?」
パワポケ「う、うん。まあ...ね。」
(そして...)
パワポケの母「へえ、しばらく見ないうちにしっかりしたわねぇ。」
パワポケ「え、俺が?」
パワポケの母「ええ。さすが全寮制の学校はちがうわね。規律が身についたってことかしら。」
パワポケ「ははは...(久しぶりにテレビでも見るか。)」
(プチン)
パワポケ「あれ、こんな芸人いたっけ? どうしてみんな笑ってるんだ。
...まさか、さっきのはギャグ? 母さん、この変な番組は何?」
パワポケの母「あら、これね。大人気なのよ~。視聴率もとてもいいんですって。」
パワポケ「...ふうん。学校じゃバラエティ番組なんて全然見なかったから。」
パワポケの母「あらそうなの? さすが、まじめな学校ねぇ。」
パワポケ「.........。」
(そして...)
パワポケ「......ふう。.........................。俺、家に帰ったんだよな?」
(トゥルルル...トゥルルル...)
(ピッ)
荷田「あ、パワポケ君でやんすか。」
パワポケ「荷田君、どうしたんだい。」
荷田「...オイラ、年が明けたら早めに学校に帰るでやんす。」
パワポケ「...君もか。なんだか家が落ち着かないんだろ?」
荷田「そうなんでやんす。どうせ学校に戻れば続きが見れないと思ったら、
アニメもドラマも漫画も見る気がしないのでやんす。なにより、なにもしなくていいのが
ものすごくつらいでやんす。ベッドに入っても眠れないでやんす!」
パワポケ「ハハハ、しょうがないよな。俺はとりあえず、外で素振りでもして疲れてから寝るよ。」
荷田「おお、オイラもそうするでやんす!」
2年目の1月1週...パワポケはおみくじで吉を当てた上で、ほるひすの人形まで当てた!
その後、パワポケは親切高校へ向かうためにバス停に行く途中、天道を遭遇。
勝負を挑むも負けてしまい、親切高校に入ったあと、天道に負けたくやしさを練習にぶつけた。
そして2月2週の野球テスト...パワポケは良い結果を残した。
2年目 2月4週
飯占「おいパワポケ!」
パワポケ「あれ、キャプテン?」
(バキ)
飯占「今のキャプテンは基宗だろ。俺はとっくに引退したんだ。そこらへん間違えるんじゃねえよ。」
パワポケ「は、はい。」
飯占「俺も、いよいよ卒業してこの学校を去る。
だがその前に、思い出深いこの寮をきれいにしようと思ってな。」
パワポケ「(へえ、飯占先輩でもそういう気持ちになるんだな。)」
飯占「というわけで、掃除してもらおうか。」
パワポケ「............はあ?!」
(バキ)
飯占「なにが「はあ」だ! 現役のお前らが、使っている寮をきれいにしなくてどうするんだ。
とりあえず、ぞうきんがけ用意!」
パワポケ「ハイッ!」
ミニゲーム ぞぞぞぞうきん
ヒント
制限時間内にゴールを目指せ!
障害物にぶつかるとタイムロス! かわせ!
Bと十字キー下を交互に連打してスピードアップ! 左右の十字キーで移動!
コインを取ると最高スピードが上がり、ゴキブリにぶつかればスピードアップ!
パワポケは迅速に急ぎそして...
パワポケ「やっとゴールだぁ...!!」
VICTORY
ぞぞぞぞうきんクリア後 BGM:シンプル:結果(大乱闘スマッシュブラザーズfor3DS・WiiU) 原曲
飯占「よーし、よくがんばった!」
パワポケ「はい!」
飯占「これで俺も気持ちよく卒業できるってもんだ! ...............。パワポケ、死ぬ気で練習しろよ。
どんなに後悔したって負けた後からじゃあ、取り返しがきかないんだからよ。」
(スタスタ...)
パワポケ「.........。」
2年目 3月3週、荷田が言っていたことは星英が一回戦で負けたということらしい。
それは残念だと答えた。荷田はパワポケが勝手に言ったことだといい、チームの印象が悪化してしまった。
そして...
大変です、監督生がパワポケに目を付けて嫌がらせを行っています。
荷田「あの先生の授業はぜんぜんわからないでやんす。
オイラ用語すら理解してないから何を言ってるのかすらさっぱりでやんす。」
パワポケ「たしかに、もうちょっとなんとかしてほしいよな。」
明石(監督生)「おい、そこの2人! ...今、教師の悪口を言ったな。校則違反だ!」
荷田「いや、言ってないでやんす!」
パワポケ「そもそも悪口って校則違反なのか?」
明石(監督生)「無知なヤツだな。ほら、校則142条第3項! 授業の進行に対する妨害行為...」
パワポケ「むちゃくちゃだ! 拡大解釈もいいところじゃないか!」
明石(監督生)「なんだ、貴様逆らうか?」
パワポケ「なんなら先生にも聞いてもらおうじゃないか!」
(そして...)
大河内「たしかに、この件に関しては監督生がやりすぎだ。」
明石(監督生)「...すみません。」
パワポケ「.........。」
(そして...)
北乃「おい、パワポケ! 洗濯をサボるとはいい度胸...え?」
パワポケ「..........。」
北乃「いったいどうしたんだ。」
パワポケ「監督生に逆らったら、それ以来ささいなことでもいちいち注意されるようになってね。
今をねちねちと嫌がらせをしてくるし、それで頭に来てぶん殴ってやったんですよ。」
北乃「ああ、なるほどな。あの連中には逆らわない方が利口だぞ。」
パワポケ「だまれ!! たとえ校内暴力になったとしてでもあいつらは絶対に叩きのめしてやる!!」
北乃「そうか? まあ、とにかく野球部の雑用さえ
ちゃんとこなしてくれればオレに文句はないけどな。」
パワポケ「.......監督生の野郎、次に会ったら絶対ぶんなぐってやるぞ!!!」
パワポケは試合中に怒りで能力を上げることができ、マイナスの効果を無効にできるようになった!!
特別に4週間の間だけケガをしなくなり、経験点を3倍得ることができます!
続く
最終更新:2020年08月25日 01:55