パワポケ無惨! 北乃の暴力行為

あらすじ

先輩などの理不尽すぎる暴力に苦しめられながらも二年目の高校生活を迎えたパワポケ。
しかし、また監督生と北乃が再びパワポケを理不尽に苦しめてくる。
この惨状を見過ごすな! 監督生と北乃を粛正して10のプレイヤーたちの無念を晴らすのだ!!

またしても監督生がパワポケに目を付けてきて...

岩本(監督生)「おい、そこのお前!」

職員室

パワポケ「俺じゃないって言ってるだろうが!!」
岩本(監督生)「しらばっくれるな!」

(バキッ!)

パワポケ「くっ...」
大河内「岩本、彼が悪いことをした証拠でもあるのか?」
岩本(監督生)「どう見たってこいつ以外いませんよ。
こいつがいない間は生活態度の悪いヤツなんかいなかったですからな。」

岩本(監督生)「母親がこの学校への入学を勧めたらしいが、行いの悪さは親ゆずりか? ええ?」
パワポケ「貴様...俺のことだけならいざ知らず、よくも...」
岩本(監督生)「(ふん...殴れ...そうすれば貴様はすぐに退学だ...)」
パワポケ「よくも...よくも俺の母親のことを!!!」

パワポケは怒りのあまり、監督生に殴りかかった。

マスターリング「待て、パワポケ! 真犯人は目の前のこの人間だ! 心で感じて、相手の心境を感じろ!」
パワポケ「えっ? こうか?」

パワポケは目を閉じて......相手の心境を感じ取った!
どうやら監督生は少しでも逆らった場合は集団で長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてきて、
生徒を苦しめた挙句、やる気や監督評価などを下げて10のプレイヤーたちのストレスをためてきているようだ。

パワポケ「やっぱりお前だったのか! 生徒に嫌がらせをしていたのは!」
岩本(監督生)「うるさい!! 何であろうと規律違反だ!!」
大河内「話は聞いたぞ岩本、これは一体どういうことだ!?」
岩本(監督生)「知らんぞ、俺は?! 貴様、俺を犯人扱いなんかしやがったな!
いつか貴様の悪さを暴いてやるから覚悟しとけよ!」
大河内「お、おい待て! まだ話が終わってないぞ! 待つんだ岩本!」
パワポケ「あの野郎! よくもぬけぬけと!」
マスターリング「これで無罪放免だ。すぐに部活にゆけ。」
パワポケ「いや、まだ済んでない。あいつを思いっきりぶん殴る!」
マスターリング「せっかく疑いが晴れたのに監督生や教師を殴ったら元も子もないだろうが!」
パワポケ「俺の気がすまないんだよ!」
マスターリング「...じゃあ、見えないようにやれよ。」
パワポケ「アホ! できるかそんなこと!」
マスターリング「できるようになったのだぞ。右手の人差し指に全身の力を集めるつもりで気持ちを集中してみろ。」

パワポケの右手の人差し指に力が...

パワポケ「おい、指先が熱くなって...!」
マスターリング「それで狙いをつけて撃ってみろ。心で念じて心で引き金を引くのだ。」
パワポケ「本当かよ?」

パワポケは監督生の岩本に人差し指を向けた。

パワポケ「食らえ、岩本!」

(バーン!)

岩本(監督生)「ぐわおっ!」

指先から放ったレーザーが岩本(監督生)の頭に直撃した!

大河内「どうした岩本! しっかりしろ!」
パワポケ「すげぇ...」
マスターリング「これが霊丸だ。」
パワポケ「霊丸?」
マスターリング「人間はオーラと呼ばれる霊気を体内にもってお前は指先に集中して放ったのだ。
パンチの何倍もの威力をな。だが、使うときには気をつけろ。今のお前では一発が限度だからな。」
パワポケ「ああ。」

今年からは親切高校は、男女同じクラスになる。
パワポケは一年前に出会った天月五十鈴と教室で再会した。
そして新たに新入部員として疋田光司が入るが、荷田がパワポケにガツンと言わせる行為が
やがてパワポケを危機に陥れてくる。その後、教室に向かったパワポケは特に用事もなく天月と
会うがなかなか溶け込めない。どうすれば交流を深められるのか...。

2年目 4月4週 BGM:クッパのテーマ(マリオパーティ) 原曲

パワポケ「.........。」
北乃「お、おい、パワポケ! お前、なにやってんだ?」
パワポケ「見てのとおり、洗濯です。」
北乃「同室の一年生はどうしたんだ?」
パワポケ「いやそれが...雑用は絶対にやらないって。」
北乃「やれやれ、お前は情けない奴だな。最初にガツンと言わないからそういうことになるんだぞ。」
パワポケ「......はい。」
北乃「しかし、後輩のそんな姿を放っておくわけにはいかんな。で、その一年は誰だ?」
パワポケ「疋田です。」
北乃「ああ、あのクソ生意気な奴か。
じゃあ、そいつを教育しないとな。...部活のあとで呼び出すか。」
パワポケ「ダメですよ、そんなの!」
北乃「お前、なに甘いこと言ってるんだ。そんなことだからナメられんだよ。」
パワポケ「でも、そういうことは良くないんじゃ...」
北乃「いいか、これはお前だけの問題じゃないんだぞ。
疋田に好き勝手やらしていたら他の一年生たちも反抗的になっちまうじゃねえか。」
パワポケ「.........。」
基宗「お前たち、何を騒いでいるんだ。」
北乃「あ、キャプテン! 実は疋田のヤツが上級生の世話をしないらしいんで、対策を。」
基宗「ああ、あいつか。練習でも他人の言うことをきかない。まったく困ったやつだ。
だが、気長にコミュニケーションを取るしかないな。」
北乃「ええ、そんな悠長な。」
基宗「あいつが試合中にケンカして推薦を取り消されたって聞いただろ。
そのケンカの相手はな、倍ぐらい体重のある乱暴なヤツだったらしい。」
北乃「はあ?」
基宗「で、最初に手を出したのは相手の方だったらしいが、いざケンカになると、
みんなで取り押さえなきゃいけなかったのは疋田の方だったらしい。
まあ、頭に血が昇ると抑えの効かない性格なんだろうな。だから力で押さえつけても無駄だ。」
北乃「ちっ、しょうがねえ。パワポケ! 疋田のことはお前に任せた。」
パワポケ「......はい...」

北乃の介入でムードが悪くなってしまいました...
パワポケさんは「ムード△」をつけられました。

パワポケは天月と教室で会い、少しずつだが交流を深めていった。
田島と話もしたりと仲間と交流を深めていく。

5月4週...平面高校との練習試合。しかし北乃が何かよからぬことをたくらんでいる...

北乃「おい、パワポケ!」
パワポケ「なんです、北乃先輩?」
北乃「お前、2年生のくせにスタメンとか狙ってないよな?」
パワポケ「え?」

(ガッ!)

パワポケ「わっ、あいたたたた!」
北乃「ああ、悪い悪い! 思わず足を踏んじゃったよ。じゃ、試合がんばろうぜ。」
パワポケ「.........。」

パワポケは北乃に足を踏みつけられ、走力がダウンした状態で試合に参加することになりました。

アクション:足の痛みに負けるな!
北乃に足を踏みつけられたことにより、走力が落ちていくパワポケ!
走力が下がった状態で試合で活躍し、平面高校を倒せ!

ヒント
足を踏みつけられたせいで痛みが悪くなってきている! 気をつけろ!!

パワポケは足の痛みに苦しみながらも、なんとか活躍し、試合に勝利した。

パワポケ「よし、勝ったぞ。」
車坂監督「うん、まあこんなもんだろ。
まあ、相手は弱小校なんだからもっとがんばって欲しかったがな。...........。
そんな甘々のねぎらいの言葉をかけてもらえると思っているのか、貴様らは!!! ぶっ殺すぞ!!!」
部員たち「.........」
車坂監督「相手は、よれよれの冗談半分で野球をやってるところだぞ!?
こんな点数で勝ってうれしいのか!! 恥を知れ、恥を!!! わかってんのか!? ああ!!!!」
パワポケ「(ええと...相手のチームがまだすぐそこにいるのに、そんなこと言っていいのか?)」
車坂監督「とにかく、今日は特打ちだ。全員が倒れるまでやるぞ。わかったな!」
部員たち「そんなぁ...」

(バン!!!)

車坂監督「返事はどうした!!!!!!」
みんな「ハイッ!」

そして...

(バシャッ!)

車坂監督「これで少しは目が覚めたか?!
相手はよれよれの冗談半分で野球をやってるところなのに、あんなちまちました点数で勝つなんてな!
卒業した先輩やOBたちに示しがつかんだろう!!」

車坂監督は、基宗の顔の下に棒を突き付ける。

車坂監督「おかげでまた俺が指導してやらなければいけなくなる...」
パワポケ「やめてください監督! 俺が...」
基宗「...。すみません! 全てはキャプテンである俺の責任です!」
車坂監督「そうだ! お前の責任だっ!!
まあいい、指導は次の試合が終わってからみっちりしてやる。整列!!!」

車坂監督「夏の甲子園と来年の春の甲子園大会に優勝すれば我ら親切高校の名は不動のものとなる。
人気、実力を兼ね備えた最強集団となるのだ!!
お前達は勝つ! 俺が勝たせてやる! そのための厳しい特訓をしている!
お前達はそれに従っていればいい! 最後に勝つのは親切高校だ! 我ら、親切高校だっ!!」
みんな「はい、車坂監督!」
車坂監督「全ては勝利のために!」
みんな「全ては勝利のために!」

そして次の試合の相手は天道率いる星英高校。パワポケはこの試合にも勝った。

6月3週

車坂監督「それでは夏の大会のベンチ入りメンバーを発表する。」
パワポケ「(いよいよだ...)」
車坂監督「まず、一番、上代! 二番、須賀!」
荷田「(オイラの名前はあるでやんすか?)」
車坂監督「六番、基宗! 七番、越後!」
パワポケ「(越後のヤツ、スタメンだ!)」
荷田「(先を越されたでやんす!)」
車坂監督「十九番、田島! 二十番、パワポケ! ...以上の20名だ。」
パワポケ「(や、やった! ベンチに入ったぞ!)」

しかし、北乃はパワポケに嫉妬し、またよからぬことを...そして...

荷田「おめでとうでやんす。オイラの分も、がんばって欲しいでやんす。」
パワポケ「ああ、まかせてくれ!」
北乃「...おい、パワポケ。これ、片付けといてくれ。」
パワポケ「はい!」
北乃「(けけけけけ......)」

(そして...)

パワポケ「よーし、がんばるぞ。」

(がらがらがらっ!)

パワポケ「うわー!!」

(そして...)

桧垣「寮の横手に積んであった箱の山が突然崩れてきた?」
パワポケ「はい...」
桧垣「とにかく、全治3週間です。大会はあきらめないといけませんね。」
パワポケ「ええええええ?! そ、そんなー!!!!」
車坂監督「おい、パワポケ。お前の実力はオレが認めているんだ。
甲子園に行くことになったらあらためてメンバーを選出する。
今はつらいだろうが、あせらずにちゃんとケガを治せ。」
パワポケ「はい...(くそぉ...あのクズ野郎...! 絶対にゆるさねえ...!!)」

パワポケはケガをしてしまいました。3週間の間は練習ができません。
代わりのメンバーには北乃が選ばれました。

北乃「(けけけ...うまくいったぜ。けけけけけ...!)」

次回予告 BGM:幽遊白書:次回予告 原曲

パワポケ「北乃! てめえだけは許せねぇ!! やって良い事と悪い事があるんだ!!
てめえに苦しめられたプレイヤーのみんなのためにも絶対にぶっつぶしてやる!!!
何!? 北乃が巨大化!? とうとう本性を現しやがったな!!
次回 厄災者・北乃を粛正! 光の洗礼 だてにあの世は見てねぇぜ!」

続く

最終更新:2021年11月17日 15:05