超能力者・ワームホール!

あらすじ

一年目の目標を達成したパワポケ。
浜野に会い、出かけるところで超能力者のワームホールに襲われる。
パワポケと浜野はワームホールから逃げながら爆弾でビルの半分をくずして撃退。
二人が去ったあと、甲斐はワームホールを見つけ、始末した。
その後、パワポケは浜野のパートナーになり、ブラック、大江和那と出会った。

12月1週

パワポケは浜野の様子を見に行った。

浜野「あら? ちょうど出かけるところよ。今日は生活改善の日だから。」
パワポケ「生活改善ね。さては、またゴミあさりか?
そういえば、明日は大型ゴミの回収日だったな。」
浜野「リユースよ、リユース。地球にやさしいエコ活動と呼んでほしいわね。
言っとくけど、散らかさないでちゃんと後片付けしてるんだからね!」
パワポケ「はいはい。」

(そして...)

パワポケ「で、俺に荷物を持たせるのか?」
浜野「立ってるものは親でも使えって昔から言うじゃない。
あとでおごってあげるから。昨日手に入れた弁当2コでどう?」
パワポケ「いらないよ、そんなの。」
浜野「あっ! この毛布、新品同様じゃない。ラッキー♪ ! ...全部、元の場所に戻して。」
パワポケ「どうしたんだ、いきなり?」
浜野「どうやら、やっかいごとが私に追いついたわ。」
パワポケ「それって...」
浜野「あぶない!」

(パン! パン!)

パワポケ「ど、どこから撃ってきたんだ? すぐそばからだと思ったけど、誰もいないし。」
浜野「丸い影が見えたわ。この攻撃方法は...特Aランク超能力者、ワームホール!」
ワームホール「おお、さすがですね。元ジャジメントの工作員だけあって私のこともよくご存知のようで。」
パワポケ「えっ、あんな場所にいる? さっきはどうやって攻撃したんだ。」

(パン! パン!)

浜野「...見えた?」
パワポケ「...見えた。空中に黒くて丸い穴が開いて、そこからピストルの先っぽが出てた。
それと、あいつは自分の左腕に右手のピストルを押し付けてたな。」
浜野「アイツは自分の身体の表面と視界内か、行ったことのある場所をつなぐワープ穴を作れるのよ。」
パワポケ「...変な超能力だな。」
浜野「能力の性質上、自分で穴を通れないからねらいがつけられないし、
穴の出現する位置がおおざっぱになるのが欠点ね。
だから、他人を移動させるのが本来の仕事のはずなんだけど。」
パワポケ「えっ、便利だけど気持ち悪いな。あいつの体を通り抜けるってことだろ?」
浜野「まあ、あいつの行った場所なら世界中のどこへでも行けるから便利だけどね。」
パワポケ「とりあえず、あいつ自身はあまり強そうには見えないよな。よし、石でも投げちゃえ。」

(ポイ!)

(パカッ!)

(ゴチン!)

パワポケ「どうして俺の投げた石が俺の後頭部に当たるんだ?!」
浜野「...ちゃんと話を聞いてた? あなたの後ろに、あいつの顔の穴からワープする穴を出したのよ。」
パワポケ「え、えーと?」
浜野「とにかく銃だろうと剣だろうとあいつにうかつに攻撃したらこっちが自滅するの!
...逆に言うと、あいつの自分から攻撃する手段はたいしたことないから。」
ワームホール「ほっほっほ、それは昔の話です。今の私は特Aランクを超えるSランクの能力者なのですよ!」
浜野「へえー?」
ワームホール「おや、信用してませんね。ジャジメント日本の新社長シアンに
すばらしいアイデアを出していただいたのです。今の私は無敵の戦士!」
パワポケ「紫杏ってウチの社長のこと?」
浜野「(紫杏...)」

(ポカッ!)

(ドカーン!)

パワポケ「な、なに、今の攻撃?! 顔の穴からなにか飛んできたぞ?」
浜野「水よ、水の塊だわ!」
ワームホール「ふふふ...実は私、潜水艦に乗って水深5000mの深海まで行ってきたのですよ。」
パワポケ「えっ?」
浜野「深海...自分の行った場所と身体の表面をつなぐ能力...ああっ、まさか! 深海に通じる穴を開いたのね!」
ワームホール「ふふふ、そのとおり! 5000気圧で押し出される水の砲弾です。
身体の表面に一瞬 穴を開くことで私はあらゆる方向に、大砲なみの攻撃ができるのです!」

(パカッ!)

(ドカーン!)

パワポケ「うわっ、家が吹き飛んだ?!」
ワームホール「散弾モード!」

(バカバカバカッ!)

(ドカドカドーン!)

パワポケ「め、めちゃくちゃだ! あいつ、街をぶっ壊す気か?」
浜野「とにかく、ここじゃダメだわ。あっちの再開発地帯まで逃げるわよ!」
パワポケ「あっ、まってくれ!!」

(タッタッタッ...)

ワームホール「ははは、逃げてもムダですよ~! ん?」

(ボカーン!)

浜野「.........。逃げると見せかけて、しかけた爆薬で吹き飛ばしてみたけどどうやら、だめみたいね。」
ワームホール「ほっほっほ。そのとおり、ムダです。
私は全身を穴にできますから、いかなる攻撃も無意味です。」
パワポケ「冗談じゃない! それじゃ本当に無敵じゃないか!」
浜野「パワポケ! 今度は本当に逃げるわよ!」
パワポケ「あ、ああ!」

(バカバカバカッ!)

パワポケ「ヒイ、後ろから撃たれてるぅ?」

ここで素早くC:「横によける!」を選んで!
違う選択肢を選んだり、時間切れになると攻略失敗になってしまいます!!

(ヒュンヒュンヒュン!)

パワポケ「あ、あたらなかった...」

(バカバカバカッ!)

パワポケ「うわっ、また来たあ!」

ここで素早くE:「急いで伏せる!」を選んで!
違う選択肢を選んだり、時間切れになると攻略失敗になってしまいます!!

(ヒュンヒュンヒュン!)

パワポケ「セ、セーフ...」

(そして...)

パワポケ「はぁはぁはぁ...ひたすら逃げ回ってきたけど、今、どうなってるんだ?」
浜野「ここは再開発地域の使われていない7階建てビルの5Fよ。どうやら追い込まれたわね。」
パワポケ「逃げ出せる?」
浜野「1階の出入り口と階段を崩されたからちょっと難しいわね。...敵は3Fから4Fに移動中。」
パワポケ「どうしてわかるんだ?」
浜野「あたしは、耳も特別製だからね。」
パワポケ「(悪口を言うときには注意しよう。)」
浜野「さて、今後の方針についてだけど。なにか意見はある?」
パワポケ「落とし穴とか...」
浜野「バカねえ、ビルでどうやって...あっ、そうか! しばらく時間をかせいでて!」
パワポケ「え? おいおい、そんなこと言われても!」
ワームホール「どこだ、ハマノ! 出て来ーい!」
パワポケ「ヘタクソめ、お前の攻撃なんてちっともあたらないぞ! ほら、もっと撃ってこい!」
ワームホール「.........。あれはおとりか。」
パワポケ「(...一瞬でバレた。)」
魔人「まったく、最近の世の中はバイオレンスすぎて大変でマジン。」
パワポケ「うわっ、お前どうしてここに!」
魔人「いちゃ悪いでマジンか? ご主人様の帰りが遅いから、心配して様子を見に来たでマジン。」
ワームホール「むっ、ハマノはそこか!」

(バカバカバカッ!)

パワポケ「うわ!」

(ヒュンヒュンヒュン!)

パワポケ「あ...あれ...? 水弾が全部、魔人を通過した。」
魔人「どんなに威力があったって物理攻撃は私には効かないマジン。」
ワームホール「...あ、あれえ? さっきのは演技には見えなかったが。そこには誰もいない...のか?」

(注! 主人公以外に魔人は見えません。)

浜野「私ならここよ!」

(ぶん!)

ワームホール「おっとっと! ふう、あぶないところでした。この全身穴モードなら、どんな攻撃も効きませんけどね。」
浜野「あーら、そう?」

(ドガガガーン!)

パワポケ「うわ、なんの爆発だ!?」
魔人「ビルがくずれるでマジーン?!」

(ガラガラガラ!)

.........

パワポケ「ゆれがおさまったぞ。あ、ビルの向こう側半分きれいにくずれてる。」
浜野「...ケホッ! あやうく私まで巻き込まれるところだったわ。」
パワポケ「まさか、爆弾でビルの向こう側を全部くずしたのか?」
浜野「そうよ。全身が穴って言ってたけど、ウソね。すくなくとも足の裏は実体にして
おかないと、地球の中心めがけて落っこちちゃうでしょ?」
パワポケ「それでビルの床ごと落下させたのか?」
浜野「少なくとも、ケガはしているでしょうね。様子を見に行きたいところだけど
これだけハデにやっちゃうとすぐに警察やマスコミがやってくる。急いでこの場を離れましょう。」
パワポケ「う、うん。(階段も全部ふっとんでるのに、こりゃ降りるのは大変そうだな。)」
魔人「あ、魔人は空を飛べるから平気でマジン。」
パワポケ「お前の心配はしてないよ。」

ワームホール「イテテテテ...だれか助けてくれえ!」
甲斐「ワームホール、どうしました?」
ワームホール「ああ、あんたシアンの部下の! 助けてくれ。動けないんだ。」
甲斐「はさまれているのですか? でも、その部分を穴にすれば...」
ワームホール「いや、落下のショックでオレの体とガレキが
まざってしまったみたいなんだ。しかも、痛くて能力が使えない!」
甲斐「おや、それはそれは。チャンスということですね。」
ワームホール「へ?」

(ぎゃああああ!)

ルッカ「...なんですって? ワームホールが死亡した?」
「はい、状況から見て浜野に倒されたようです。」
ルッカ「まったく、なんてバカなの! とても貴重な能力だったのに。
おとなしく他人の移動だけをやっていればよかったものを!」
「そ、そうですね。」
ルッカ「私が移動するとき便利だったのに! これというのも、ミス紫杏がよけいなことを思いつくからです。」
「.........」
ルッカ「これだけのことをしでかしたのですからあのポンコツを
これ以上見逃しておくわけにはいきません。そうですねデスマスにやらせましょう。」
「彼なら今はヨーロッパですが...しかし、あのわがままな男が任務を受けますか?」
ルッカ「それなら大丈夫です。あの男は ミス浜野にずいぶんとこだわっていますから、
きっと最高のやり方で処分してくれるでしょう。」

12月2週

パワポケは浜野の様子を見に行った。

浜野「ねえ、この前2人で戦ったやつ かなりの大物だって知ってた?」
パワポケ「ワームホールのこと? ...思いっきり自分で言ってただろ、あいつ。」
浜野「まあ、あたしもあそこまで強いとは思ってなかったけどさ。
でも、あんなのによく勝てたよね。」
パワポケ「あいつ、どうなったんだろう? あの高さから落ちたんだから、
さすがに無事じゃすまないと思うんだけど。」
浜野「そうね、体の大部分を穴にしてたら骨折ぐらいですんだかも。」
パワポケ「ということは、いずれはまた戦うかもしれないわけか。」
浜野「大丈夫よ、2人で力を合わせればまた勝てるって。」
パワポケ「なんだか、いつになく楽観的だな?」
浜野「あんなのに勝てたのなら、他の連中にも勝てるかもしれないじゃない。
だから、これからはもっと積極的にあいつらのジャマをしてやるんだ。」
パワポケ「やる気を出しているところ悪いんだけど...俺は逃げ回るのが精一杯だぞ。」
浜野「そんなことないわよ。この前だって、ちゃんとあいつの注意をひきつけてくれたじゃない。」
パワポケ「(実は魔人のおかげなんだけど、説明のしようがないな。) ええと、まあ、おとりぐらいなら。」
浜野「おとり以外でも、やってもらいたいことはたくさんあるわよ。荷物運びに、偵察に、かく乱。
そうね、爆薬の扱いぐらいは教えておいた方がいいかしら。」
パワポケ「あのさあ、俺はごく普通のプロの野球選手なんだけど。」
浜野「カッコいいじゃない。昼はプロのスポーツ選手、夜は正義の味方だなんて。」
パワポケ「よし、やってやるか。」
浜野「あらためて、よろしくね。」
パワポケ「でも、そんな危険なことするんだからなにか見返りが欲しいよな。」
浜野「ええ?! そんなこと言われたってあたしが出せるものなんて...」
パワポケ「期限切れの弁当以外でな!」
浜野「う。」
パワポケ「わかった、わかった。正義の味方として活動を再開する気になったのはいいことだしな。
朱里って呼んでいいなら手伝ってやってもいいぞ。」
浜野「ええっ?! い...いいわよ、そのぐらい。」
パワポケ「いや、せっかくだから「朱里ちゃん」にしておこうかな。」
浜野「もう! あんまり調子に乗らないでよね。」

パワポケは浜野のパートナーになった。

(じーーーーーーっ)

パワポケ「わっ、誰か窓からのぞいてる?!」
浜野「ブブブブ、ブラックゥ!?」
ブラック「...おじゃまだった?」
浜野「あ、あた、あたしを連れ戻しにききき来たんだろうけど、ぜ、絶対に戻る気はないんだから!」
ブラック「...うん、わかった。なんだか楽しそうだし~♪」

(ジャキッ!)
(BANG! BANG!)

パワポケ「おい、いきなり撃つなよ! ...あれ? さっきの人はどこに行った?」
浜野「とっくに逃げたわよ。まったく、弾は貴重だってのに2発も使っちゃった。」
パワポケ「えーと、それで今のは何者?」
浜野「名前はブラック。あたしが前にいたグループのリーダー。
生まれつきの正義の味方で、イヤなヤツで、しかもムッツリスケベ。」
ブラック「...ムッツリスケベ? それはさすがに言いすぎ。」

(ジャキッ!)
(BANG! BANG!)

(ひょい♪ ひょい♪)

浜野「ムキー! よけるなクソ女!」
ブラック「...あたると痛いから。でも朱里が元気そうで安心した。
パートナーができてるし。そうだ、みんなに教えてあげないと。」
浜野「うがぁー!」

(BANG! BANG! BANG!)

パワポケ「ちょ、ちょっと、あぶない! 弾がはねてる! はねてるっば!」
ブラック「...それじゃ、また来る。」
浜野「二度と来るなぁーーー! ゼェゼェ、ハァハァ...」
パワポケ「なんだか、すごい人だな。さっき、弾をよけてたぞ。それにかなりの美人だったなあ。」

(バキ!)

そして12月3週、パワポケは朱里に会いに行く。

(ドドーン!)

パワポケ「! いったい、なんの騒ぎだ? また悪者が来たのか?」
「あいたたたた...」
パワポケ「あの、君は?」
「あ。どーも、おじゃましてます。大江 和那(おおえ かずな)ですぅ。」
パワポケ「俺はパワポケだけど...君は女の子にしては背が高いな。」
和那「よう言われますわ。最近測ってないけど190ぐらいかな。」
パワポケ「ところで、さっきカベにめりこんでなかったか?」
朱里「なにのんきに世間話してるんだか。そいつは、あたしが殴り飛ばしたの! さあ、とっとと帰れ。」
和那「いや、そんなこと言わんと。こんなとこに一人でおるよりみんなと一緒の方が安全やないか。な?」
朱里「よけいなお世話よ。ほら、帰れ帰れ!」
和那「あいたた! 物は投げんとってよ~。」
朱里「...どうしてよけないの?」
和那「へ?」
朱里「あんたなら、あたしの投げるものだろうがさっきのパンチだろうが余裕でよけられるでしょうが。」
和那「い、いや。その場の空気というか、ドツキマンザイのお約束ちゅうかええと、その、なんや...」
朱里「帰れっ!」
和那「そんなあ、朱里...ま、また来るからな!」
パワポケ「走るのがすごく速いな。いったい、あの子は誰なんだ?」
朱里「正義の味方よ。仲間、だったわ。」
パワポケ「心配して来てくれたんじゃないか。あんな追い返し方はないだろ!」
朱里「...最初はね、あの子よりあたしの方が強かったのよ。」
パワポケ「え?」
朱里「今じゃ勝負にもならない。
そして、あっちは今でもどんどん強くなってる。...あたしは取り残されて。
だからね、一緒にいるとつらいのよ。」
パワポケ「.........。」
朱里「立場って、変わるものよね。」

その後、パワポケは紫杏と会う。

パワポケ「あ、社長。」
紫杏「やあ、パワポケ君か。妙なところで会うな。
...今夜はクリスマスだぞ。一緒にすごす人はいないのか?」
パワポケ「ご一緒に、いかがですか?」
紫杏「なんだ、ヒマなのか。よし、キミも一緒に来い。」
パワポケ「ええっ!?」
甲斐「では、車に。」
パワポケ「え、秘書の人も一緒に?」

(そして...)

パワポケ「夜の公園?」
紫杏「夜間は入れないようになってるんだが今夜は特別に開けてもらった。
この公園の出来を見に来たんだ。わが社の社会事業の一環だ。」
パワポケ「(なんだ、そういうことか。) へえ、管理人つきの公園ですか。」
紫杏「私が子供のころ、ここは空き地でな。
誰でも自由に遊べたものだが今は安全が要求される時代だ。」
パワポケ「きゅうくつな時代になりましたね。」
紫杏「時代の流れだ、仕方あるまい。それに、よい口実になった。」
パワポケ「口実?」
紫杏「そこに生えている桃の木な。精霊がいるというウワサがあるんだ。」
パワポケ「はあ。」
紫杏「私は小学生のころ、なんとかして精霊を見てやろうと、この木を一日中見張っていたことがある。」
パワポケ「一日中?!」
紫杏「あとで知ったことだが、精霊は子供にしか見えないらしい。
私は小学生のころ、すでに一種の大人だったからな。...会えなくても仕方がない。」
パワポケ「不公平な話ですね。」
紫杏「そうでもないさ。大人にしかできないこともある。」
パワポケ「...あ。まさか、この木を守るためにわざわざこの公園を?
しかし社長が精霊を信じてるなんて意外でした。」
紫杏「いや、信じてなどいないよ。子供にしか見えないというのは論理的に考えれば、
単なる見間違いと思い込みの産物だろう。それでも、子供にとっては伝説やおとぎ話は必要だと思う。」
パワポケ「100年後も、この木を見て精霊の話をする子供がいるかもしれませんね。」
甲斐「社長が消えれば、この公園もなかったことになります。」
紫杏「そうかな? 歴史は変更を嫌う。...私は残ると思うがな。」
パワポケ「なんの話です?」
紫杏「いや、なんでもない。さあ、そろそろ帰るか。大人は現実と戦わねばならんぞ。」
パワポケ「俺の場合、魔人の呪いと戦ってるのが現実なんだよな。」

12月4週...パワポケは自宅に帰った。

パワポケ「ただいま~。」
パワポケの母「アラ、おかえりなさい。帰る前に連絡ぐらい入れなさいよ。で、いつになったらテレビに出るの?」
パワポケ「あ、来年ならなんとか。」
パワポケの母「たよりないわねえ。」

続く

最終更新:2020年09月07日 21:21