具田がパワポケにマニア系などを勧めてマニアポイント上げて苦しめてくる。
7月1週の試合でパワポケは大活躍した。しかし、彼に襲い掛かってくる災厄が...
BGM:クッパのテーマ(マリオパーティ) 原曲
(ガラガラガラ)
幸恵「いらっしゃい。」
パワポケ「こんにちは。」
幸恵「久しぶりね。今日は何にする?」
パワポケ「あのぉ...ウワサでここに裏メニューがあると聞いたんですけど...」
幸恵「裏メニュー?」
パワポケ「はい。「スイカカレー」をお願いします。」
幸恵「す、スイカカレー...? ど、どこでそれを?」
越後「す、す、スイカカレー...」
諸星「スイカカレーだって...」
湯田「スイカカレーでやんす...この人にはホントあきれるでやんす。」
磯田「......。」
(ざわざわざわ)
パワポケ「えええっ? なにか悪い事、言いました?」
幸恵「う、ううん...いいのよ...す、スイカカレーね...ちょっと時間がかかるけどいい?」
パワポケ「え...あ、ああ、時間がかかるなら、また今度で...あ、そうだシシャモをお願いします。」
幸恵「(ホッ...) はい、シシャモね...はいはい...」
越後・諸星「ホッ...」
湯田「よかったでやんす。」
パワポケ「(どういうことなんだろう...たのんじゃいけないメニューだったのかな?)」
他の印象が気まずくなりパワポケは、「不眠症」になってしまいました...
帰った後...
パワポケ「うう、なにかが変だ...なかなか眠れない...やっかいなことになったな...早く不眠症を治さなきゃ!」
マスターリング「むう...困っているようだな。世の中には、発達した医療技術では治せない
病気が存在する。そのような疫病が襲ってきた時に効果的なのが、これから教える治体の祈りだ。
やり方は、両手を合わせて疫病が去るように祈るのだ。」
パワポケ「うん。」
パワポケは両手を合わせて祈った。
(ピカーッ!)
マスターリング「どうだ、パワポケ?」
パワポケ「......うん! 大丈夫、バッチリ眠れるみたいだ。」
マスターリング「......成功したか。治体の祈りをたしかに授かったぞ。
更なる高みを目指すため、日々、鍛錬を怠るでないぞ!」
パワポケ「ああ!」
「不眠症」が治った!
その後、具田がマニアポイントを上げてきたりと執拗に嫌がらせをしてくる。
そして9月1週...パワポケは今回も試合で大活躍! その後...陰湿メガネの影が...
BGM:ケフカのテーマ 原曲
大変です、具田が何かよからぬことをしようとしています。
具田「横、いいでやんすか?」
パワポケ「ん? ああ、いいよ。」
具田「今日は、朝からステーキでやんすか?」
パワポケ「練習がキツイからこれぐらい食べないと身体がもたないよな。」
パワポケさん気をつけて! 具田が何かよからぬことをたくらんでいます。
具田「すてーきでやんす...」
パワポケ「はあ、なんだよそれ。」
具田「朝ステーキは、すてーきでやんす。」
パワポケ「だから、なにくだらない事を2回も言ってるんだよ。...ええっ?
具田君は、ステーキにマヨネーズをかけるのか?」
具田「え? そうでやんすよ。おいしくなるのでやんす。」
パワポケ「そ、そうなのか?」
具田「おいしいでやんす。」
パワポケ「(うわあ、しかも混ぜるのか!)」
具田「ほら、パワポケ君のステーキにも、マヨネーズをかけるでやんす!」
パワポケ「...えっ? おい、やめろよ!」
具田「もう、やっちゃったでやんす。」
パワポケ「あああああっ! なにするんだよ!」
具田「すてーきでやんす!」
パワポケ「お前なぁ...」
具田「まぁ、食べてみるでやんす。」
パワポケ「食えるかよ! こんなの!」
具田「好き嫌いはダメでやんす!」
パワポケ「そういう問題じゃないだろ!」
具田「マヨネーズ最高~、でやんす!」
水木「おい、お前ら。遊んでないで残さず食べろよ!」
具田「すてーきでやんす!」
紫杏は具田のよからぬ行為にひそかに気づいている...
紫杏「...」
そして...
パワポケ「うぐぐぐぐぐ......お腹が...痛い!」
具田にステーキマヨネーズを食べさせられてしまいました...
パワポケさんは「重い胃炎」になってしまいました。
具田「わはははは! これで今度こそオイラが大活躍でやんす!」
具田はパワポケが胃炎で苦しむのを嘲笑っている。
パワポケ「胃炎をどうにかしないと...秋キャンプをまともにがんばることができない...早く誰かに診てもらわないと!」
パワポケは具田につけられた胃炎を治すために病院に向かった。
「病院を探してるの?」
パワポケ「はい...」
「そういえば、さっき矢部徳子という一流のお医者さんがお宅にいたわよ。
徳子さんなら、重い胃炎くらい治せるんじゃないかしら?」
パワポケは矢部徳子のお宅に向かった。
パワポケ「あのぉ、お腹を診てもらえますか? ステーキにマヨネーズを
無理やりつけられた上に食べさせられて、お腹が痛くなっちゃったんです。」
徳子「うん、ちょっとお腹の調子を診せてみて。」
パワポケはお腹の調子を診てもらった。
徳子「う~ん...あっ...これはダメだわ。」
パワポケ「え!! ダメって!?」
徳子「食中毒の影響で、普通の方法では治せない胃炎になってるわ。
このままじゃ、あなたは病気で死んでしまうわ。」
パワポケ「そんな...! なんとかならないんですか?」
徳子「そんなこと言われてもねえ...。! そうだ! あの治療法なら治せるかもしれないわ!」
パワポケ「ホントですか!?」
徳子「ワクチンならあらゆる病気を治せるかもしれない。
でも、どこにあるかがわからないとどうしようもないわねぇ。」
パワポケ「ワクチンの手がかりがないと動くに動けないな...ちくしょうっ! あのステーキ野郎!」
矢部「(パワポケ君が言ってたあのステーキ野郎って...まさか...!)」
パワポケ「とにかく、人が食べるものに変な味付けをして苦しめるなんて許せない!!」
矢部「パワポケ君、オイラがワクチンが売ってる薬屋に行って買ってくるでやんす!」
徳子「もし、ワクチンを購入したら私の所に戻ってきてね。
ところで、パワポケ君はもうすぐ秋キャンプが近づいてるの?」
パワポケ「はい。秋キャンプが間近だから早く病気を治さないといけないんです。」
徳子「そう...それじゃ急がないとね。でも、今日はここで安静にしててね。」
パワポケ「わかりました...」
矢部「すぐにワクチンを買ってくるから安静にしてるでやんすよ!」
パワポケは家で安静にして眠った。
(...そのころ...)
紫杏「これが、TXタイプか。」
甲斐「超能力者1人を育成する資金でこれが5台作れます。」
紫杏「破壊力は?」
甲斐「超能力者以上です。」
紫杏「ならば問題ない。それで、名前は決めたのか?」
甲斐「え?」
紫杏「あらゆるものには、その存在にふさわしい名前が必要だろう。そうだな、「天使」ではどうかな?」
甲斐「ああ、「黙示録」ですね。しかし、これは一般的な意味での「天使」には見えません。
「人口調整システム」でどうでしょう。」
紫杏「それは、あまりに味気がないな。...まあいい。
こいつらが本格的に動き出せば、ふさわしい名前が勝手に決まるさ。」
甲斐「そうですね。それよりも人工知能プログラムの開発が遅れています。
初期生産型はクローン人間の脳を使用することにしましたが人格をどうするかが未決定です。」
紫杏「私のものを使え。能力的にはともかく、忠誠心には疑う余地がない。」
甲斐「了解しました。」
矢部は薬屋を見つけ、ワクチンを購入した後、徳子のところへ戻った。
矢部「ワクチンを買ってきたでやんす!」
徳子「ワクチンだ! 見つかったのね、ちょっと待ってて。」
徳子は水を用意した。
徳子「パワポケ君、ゴクンと飲んでみて。」
パワポケ「はい。」
(ゴクン)
徳子「上手に飲めたわね。しばらくはここで絶対安静よ。」
パワポケ「はい。」
(トゥルルル...)
(ガチャ)
徳子「もしもし。」
野々村「矢部さんですか。」
徳子「パワポケ君の病気は治しますので、安心してください。」
野々村「はい、わかりました。」
(プツッ!)
パワポケは安静にし、週が過ぎた...そして...
徳子「大丈夫?」
パワポケ「......はい! もう病気は治りました。」
徳子「よかった!」
矢部「よかったでやんす!」
パワポケ「よし、これで練習に集中できるぞ。」
矢部「...パワポケ君、君のチームにいるの 具田幸太じゃないでやんすか?」
パワポケ「矢部さんなんで知ってるんですか!?」
矢部「...やはり。オイラからのお願いでやんす。コテンパンにのしてやってくれでやんす。」
パワポケ「...え?」
マスターリング「パワポケ、そろそろ球場に戻るぞ!」
パワポケ「うん。」
矢部「がんばるんでやんすよ! あぁそうでやんす、重い胃炎は治ったでやんすが、
体力とやる気は下げられたままでやんすから、秋キャンプまでに
コンディションを回復しておかないといけないでやんすよ。」
パワポケ「了解! 矢部さん、ありがとう!」
「重い胃炎」が治った!
パワポケは急いで球場に戻った。
矢部「アイツの、具田のためでやんす、ガツンとやってくれでやんす。頼んだでやんすよ。」
そして...秋キャンプが始まった!
水木「今日から秋キャンプを開始する!
みんな、来年のシーズンに備えてレベルアップ目指してがんばれよ!
それでは野球のテストを行う! 具田!」
具田は打席に立った。
具田「(クックック! パワポケ君はオイラのステーキマヨネーズで
調子を崩しているでやんす...今なら楽勝でやんす! クックック!!)」
水木「パワポケ!」
パワポケ「はい!」
パワポケはピッチャーマウンドに立った。
具田「パワポケく~んおいしかったでやんすかぁ? すてーきでやんすぅ~!」
パワポケ「あっ、お前あの時の! お前のせいで俺がどんだけ胃炎で大変なことになったかわかってるのか!?
そうやってパワポケ11をやっているプレイヤーたちを怒らせて楽しいのか!」
具田「なーに言ってるのでやんすぅ?
マヨネーズをかけたステーキおいしいんでやんすよぉ~、マヨネーズ最高、でやんすぅ~!
はやくはじめようでやんすぅ。ステーキマヨネーズのゲーリーくぅん。」
パワポケ「お前がつけやがった胃炎ならとっくに治したぞ。言っとくけど手加減はしないぞ。
ある人からお前をコテンパンにしてくれってたのまれてるからな。」
具田「な、な、なにーー!? うしょーーんでやんす!」
パワポケ「根性を入れなおしてやるぞ!! お前に苦しめられたプレイヤーたちの分もな!!!」
水木「パワポケのヤツ、なんという気迫だ...!! 怒りで野球の力が強くなるなんて...
まるで球場全体があいつの気で充満している...!! こんなヤツは初めてだ...!」
具田「う、うるさいでやんす!!」
水木「勝負は1打席勝負! 3球投げて三振を取るか、ヒットを打たれなければパワポケの勝ち、
ヒットが出れば具田の勝ちだ! それでは、勝負!」
パワポケは具田を三振に打ち取り、完膚なきまでに叩き潰した。
水木「そこまで! 勝負はパワポケの勝利!」
パワポケ「やったぞ!」
具田「う、う、うそでやんすー! オイラの負けでやんすー!」
紫杏はベンチからパワポケと具田の1打席勝負を見物していた。
紫杏「(怒りの1打席勝負...勝利の女神はパワポケくんのほうに微笑んだか。)」
パワポケ「(パワポケ11のプレイヤーのみんな...かたきはとったぞ。)」
具田「そ、そんなー! オイラが...オイラがぁ~...!」
パワポケ「泣いてすむ問題じゃない!! お前はあの時、俺に何をしたのか忘れたのか!?」
具田「うぇ...」
紫杏「答えは簡単だ。具田がパワポケのステーキにマヨネーズをかけて胃炎に陥れたからな。」
水木「なに!? 具田、お前!」
官取「本当なのか具田!?」
パワポケ「お前のせいでどれだけのプレイヤーたちが嫌な思いをしてきたんだ!!
俺やプレイヤーのみんなにあやまれ!」
具田「うえぇぇ、しょしょんなぁ~」
矢部「いいかげんにしろでやんす!」
具田「そ、その声は...矢部おじいちゃん!!」
矢部がベンチに現れた。
具田「おじいちゃーん! ちょっとパワポケ君ひどいんでやんす!
ちょっと、野球が強いからって、オイラのことバカにするんでやんす。」
矢部「言いたいことはそれだけでやんすか?」
具田「そ、そうでやんす、オイラがプロ野球選手として活躍すれば
年俸がいっぱいもらえていろんなものが買えるっていってたでやんすよね。
オイラ、負けちゃったけど、正々堂々がんばったでやんすよ。
だ・か・ら...オイラも一軍定着~、でやんす。」
矢部「バカもーーーーん! なにが正々堂々でやんす!! お前がなにをやったかオイラは全部しっているでやんす!!
相手にマニア系を勧めてマニアに誘う、人のステーキにマヨネーズをかけて食中毒にする、
そうやってパワポケ11のプレイヤーをおちょくってへらへら笑う。その上に自分の非を認めようとしない。
どれだけ情けないヤツなんでやんす。オイラはこんりんざいお前の面倒は見ないでやんす!!」
パワポケ「あの人、具田のおじいちゃんだったのか...」
矢部「おーい! パワポケ君、オイラの孫が迷惑をかけたでやんすねぇ。
具田が人をおちょくるようになったのはオイラにも責任はあるでやんす。
ホントにすまなかったでやんす。」
パワポケ「いえ、もう気にしてませんよ。」
矢部「具田、今回のことでお前の性根がどれだけ腐っているかがよぉーくわかったでやんす!!
いいでやんすか、世の中ラクして手に入れられるものなんかないんでやんす!
ましてや、他の人のステーキにマヨネーズをかけて胃炎に陥れるなどと、言語道断!!
お前みたいな卑怯者、オイラの一族には必要ないでやんす!」
矢部はベンチから去った。
具田「ちょ、ちょ、ちょ! おじいちゃん! ちょっと待ってでやんす!
オイラが悪かったでやんす! 心を入れ替えますでやんす。だから待ってーーーーでやんす!!」
具田は去っていった矢部を泣きながら追いかける。
具田「ごめんなさーーーーいでやんす!!」
矢部「うるさいでやんす! もう、ウチには帰ってくるなでやんす!」
具田「そ、そんなーーーーでやんすーーーー」
具田の背後に紫杏が...
紫杏「私が許すことができないのはチームの仲間を傷つける行為...
具田、キミはパワポケのステーキにマヨネーズをかけてそれを無理やり食べさせ、胃炎にした。
残念ながら私の目をあざむくことはできない。具田幸太を
ホッパーズへ金銭トレードする。」
具田「しょ、しょんな~!!!」
紫杏「相当しつこいな、君も...」
具田「お願いしますでやんす、もう一度チャンスをくださいでやんすうぅ~!」
紫杏「これがかつての落ちぶれたプロ野球選手の姿とは...
君は以前の件で、すでにプロ野球選手の魂を失ったようだ...」
具田「ゆるしてくださいでやんすうぅ~、うあああああ!」
そんな自分勝手なことを紫杏が許すはずもない。
紫杏「ふ...クズは消え失せるがいい。」
ジャジメントの黒服二人が具田を強制的に連れて行った。
具田「あぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
パワポケ「...これが「因果応報」ってヤツか。
悪いことをすると悪い結果が帰ってくるのか。俺も日頃の行いには気をつけないとな。」
11月4週 練習後
パワポケ「秋キャンプが終わったぞ。さあ...いよいよ契約更改だ。」
ジャジメント日本社長室
紫杏「さて、パワポケくん。キミの今年の成績についてだが...
文句なしにいい結果だった。野々村監督もほめていたぞ。そこで、来年は3500万でどうだろうか。」
パワポケ「え、3500万? (た、足りない...) あの、もう少しなんとかなりませんか?」
紫杏「なに? この数字では不満なのか?」
パワポケ「はい!」
紫杏「ハッキリ言うやつだな。しかし、そういう欲深さは私もキライじゃない。では、4000万。」
パワポケ「4000...」
紫杏「3年目の選手としては破格の金額だぞ。」
パワポケ「あの、もう少し...」
紫杏「いったい、いくらほしいんだ。」
パワポケ「えーと、5000万円です。」
紫杏「バカモノ。...いい気になるな。」
パワポケ「で、でも、必要なんです!」
紫杏「...なんなら別の球団にトレードしてやろうか? それでも5000万はまずムリと思うがな。」
パワポケ「い、いや...それじゃあダメなんです。」
紫杏「.........。インセンティブ契約ではどうだ。」
パワポケ「えっ?」
紫杏「キミの来年の成績によってボーナスがつく。たとえば5勝以上すれば500万円加算するとかな。」
パワポケ「俺の場合はどうなります?」
紫杏「そうだな、5000万となると先発で10勝、リリーフなら30セーブはしてもらわないと。」
パワポケ「え、そんなに?」
紫杏「まあ、複数の条件を組み合わせればもう少し楽にはなるだろう。」
パワポケ「じゃあ、それでお願いします。」
紫杏「達成できない場合、元の契約より下の額になるが?」
パワポケ「かまいません!」
紫杏「...なにか事情があるようだな。差しつかえなければ、話してもらえないか?」
パワポケ「い、いや、なんでもないです!」
紫杏「...キミはウソが下手だな。まあいい、今は追及せずにおこう。」
パワポケ「(ホッ)」
(そして...)
魔人「うまく問題を先送りにしたでマジンね。ここはご主人様の頭のよさを素直にほめておくでマジン。」
パワポケ「ちぇっ。でも、来年がんばるから大丈夫さ。」
魔人「さて、最後の願いごとは...来年の
ナマーズ優勝でマジンね。」
パワポケ「やれやれ。でも、その最後の願い事は野球選手としての目標と同じだから少し気が楽だな。」
魔人「そうなのでマジン?」
パワポケ「
ナマーズだって、今年いろいろと強くなったんだ。チームの結束も固いし、来年はきっと優勝さ!」
(では、次のニュースは大型トレードです。なんと、ライバル球団である
ナマーズと
ホッパーズの間で超大型の交換トレードが発生しました。まずは......と天道投手...と......と)
パワポケ「えええっ! そんなにたくさん出しちゃうの?!」
魔人「ほらほら、世の中そんなに甘くはないみたいでマジンよ。」
12月3週
パワポケ「街はクリスマス一色だな。」
朱里「まったく、どいつもこいつも平和で幸せそうな顔してるわね。
こっちはあんたらの食い残しの七面鳥で腹をふくらましてるのに。」
パワポケ「おいおい、イライラするなよ。」
朱里「クリスマスは人手が多いし、犯罪も多いから、パトロールも大変なのよ。」
パワポケ「あ、ジャジメントとかとは関係ない犯罪も防いでたんだ。」
朱里「...まあね。」
パワポケ「ごくろうさま。
そのうちいつか、クリスマスを守る側じゃなくて楽しむ側になることもできるさ。」
朱里「...だといいんだけど。!」
(ピッ)
朱里「どこ?」
ブラック「...4の9B6地区。」
(ピッ)
パワポケ「なんだ、呼び出しか?」
朱里「うん。じゃあ、行ってくる。」
朱里は4の9B6地区へ向かった。
パワポケ「...やれやれ。これで今日のデートは終わりか。グラウンドで運動でもしてこよう。」
ブラック「...♪」
和那「なあ、場所しか言うてへんから朱里のやつ、絶対勘違いするで。
ちゃんと、ケーキが手に入ったからみんなで食べようって言わんと。」
ブラック「...うん。...きっと「せっかくデートの最中だったのに」って言うから、
「デート」の発言を集中攻撃♪」
和那「(うっわー、性格わるっ!)」
その後、パワポケは自宅へ帰った。
続く
最終更新:2020年09月07日 21:26