汝、蛇の如く音無く忍べ ◆lx1Zn8He52


参加者の一人 怪物強盗X・I 通称怪盗Xは、会場に跳ばされすぐに、肉体の不調に気付いた
骨格を変え首輪を外そうするがうまくいかないのだ
あの男―――真木清人の仕業だろう。そう決めつけた直後、病院内から声を拾う

声の主は、織斑一夏 正義感の強い彼は、この惨劇に憤慨し叫ぶ。二つの命を守れなかった。その事が許せなかった
名簿に見知った者達の名を見つけ、更なる怒りが彼を叫ばせた


―――が、そんな事知る由も、興味も無い。Xは、何と無く声の元に向かう

荷物を放り 走り出し 一気に跳躍 そしてガラス越しに名簿を確認している目標を視認する迄、僅かに数秒
そのままガラスを突き破り目標を削り潰すのに、一秒を要しなかった
完璧な不意討ちに反応出来ず 織斑一夏は、メダルと血を撒き散らし 悲鳴を挙げる事も暇も無く 肉塊に加工される

Xは、その力技の対価として一気にメダルを消費するが、それ以上のメダルが彼の首輪に吸収される


OOO

―――Xは、今の自分の状態を認識する
どうやら厳しい制限は、変身能力だけらしく、身体能力は、余り制限されていない
その変身も全く出来ない訳では無く。顔や背丈程度なら変えれる。現にXの今の姿は、肉塊になった筈の織斑一夏その者だ
これだけ出来れば充分。
Xが赤く染まった名簿を拾い上げ 目を通すと、一つの名に目が止まる


この殺し合いに興味は無い。だがあの魔人に興味はある
全ては、自分の正体を知る為に
この殺し合いの場で、初めて怪盗Xは、笑った

【織斑一夏@インフィニット・ストラトス 死亡】


【一日目-日中】
【C-1/病院】
【X@魔人探偵脳噛ネウロ】
【所属】緑
【状態】健康、織斑一夏の姿に変身中
【首輪】180枚:0枚
【装備】なし
【道具】なし
【思考・状況】
基本:自分の正体が知りたい
1.ネウロに会いたい
2.殺し合いに興味は無い
【備考】
※本編22話後より参加
※能力の制限に気付きました
※細胞が変異し続けています
※病院の外にXのデイバックがあります
※病院の一室に織斑一夏の死体(原形を留めてません)と首輪とデイバックが落ちてます



004:Eの暗号/だから足掻き続けてるんだよ 投下順 006:時間遡行者
004:Eの暗号/だから足掻き続けてるんだよ 時系列順 006:時間遡行者
GAME START 014:エアリアルオーバードライブ
GAME START 織斑一夏 GAME OVER

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最終更新:2017年03月02日 20:43