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エリュジオン王国

【エリュジオン王国】

大陸北西部に位置する一大穀倉地帯リュジオ平野を有する農業国。
前戦争において当時リュジオ平野を含む大陸西部を支配していたプロエリウム帝国が多面戦争を繰り返してもその末期に至るまで「食うには困ったことはない」とまで言わしめたほどの食料産出能力を誇る。

今となっては昔のことではあるが「リュジオ平野を手中に収めること即ち必勝の策なり」とまで言わしめた肥沃さからこの辺りは常に小競り合いの絶えない土地だった。
しかしプロエリウム帝国の隆盛によってリュジオ平野を含む一帯が平定されると、帝国は彼の地をエリュジオン地方とし、管理下に置いた。
以後200年近くもの間、エリュジオン地方はプロエリウム帝国の名のもとに安寧を手にすることとなる。
しかしそんなエリュジオン地方に転機が訪れたのは前戦争末期だった。
混迷を極める大陸情勢から、プロエリウム帝国が多面戦争を余儀なくされると当然兵士のための糧食は必須となり、一大穀倉地帯であるエリュジオン地方には次第に重税が課されるようになり民の不満が高まっていった。
そしてそれは次第にプロエリウム帝国からの独立を求める風となって自治領内のみならず帝国の管理下にあった数ある小国や他の自治領内にまで吹き荒れることとなる。
結果としてプロエリウム帝国領各地で反乱が勃発、それに呼応する形で当時帝国の首都であったアレランにおいても武装蜂起……革命が起こり、今日まで続くエリュジオン王国が建国された。
その革命に一役買ったのがのちにフルゴル教によって「騎士王」と呼ばれるようになった聖騎士でありエリュジオン王国初代国王ジェラルド・レネ・エリュジオンである。
ジェラルドは兵を率いてプロエリウム帝国との戦争を継続した一方で、「帝国討つべし」の世論にあふれかえる国内においてフルゴル教を流布。その「平和と平等」を掲げた教義を利用して緩やかに、だが着実に世論を沈静化しついには停戦へと持ち込んだ。
そういった経緯から、フルゴル教を国教としており、国民もそれを厚く信奉している。しかし初代王であるジェラルドがいわゆる聖騎士でもあったため、のちに聖騎士狩りを行ったスペロ帝国に籍を置く「現フルゴル教会○○宗(仮)」からは離反している。

歴史的な問題からプロエリウム帝国との関係は最悪で、建国から今に至るまで数えきれないほどの小競り合いを続けている。
前述のとおり「現フルゴル教会○○宗(仮)」からは離れたものの同じくフルゴル教を厚く信奉するスペロ帝国とは良好な関係。

現在は26代王にあたる「バルテレミー・エリュジオン」が治めている。

古くから農業、畜産業が盛んであるため、収穫期には国を挙げての大々的な豊穣祭が行われる。

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最終更新:2017年04月08日 12:18