フルゴル神

【フルゴル】
名前: フルゴル・ワーカー(FW)
性別: 男
種族: 魔族(シェイプシフター)
外見: 眼鏡をかけた黒髪の男や女の姿を好むが、どんな姿をとることもできる
性格: 自信満々、正義感が強い
詳細: 異世界「カオス」出身のシェイプシフターの錬金術師
魔道具製作や医療技術に長けていて、召喚魔法や世界間の移動に関する知識も深い
元来呪いや病への耐性を持つ
カオスでの「メルコースの呪い」の流行の原因を作ってしまった後悔から呪いの治療法を探し求め、色々あってカルミナ大陸に渡り
現地の人々との交流の末に前戦争と呼ばれる戦に巻き込まれ、その解決が自分の目的達成に繋がるとわかり、戦争終結に動いた。

【フルゴルの歴史】
シェイプシフターの錬金術、フルゴルは異世界「カオス」にて、その磨いた技術で人々の役に立つことを目指していた
しかし故郷であるカオスは突然現れた「古龍」によって焼き払われ、更に生き残った者達もまるで暴徒のように化してしまう「病」に侵される
そして病の正体に気がつく前に、彼は自分の持っていた世界間移動の技術を病の感染者達に渡してしまい、結果様々な多次元に恐ろしき病…人を闘争へ駆り立てるメルコースの呪いの変異種を広めてしまった。

彼はこのことに責任を感じ、メルコースの呪いの治療方法を探すが、カオスの大気に触れ性質が変化したウイルスから解毒剤を作るのは難しかった
そして、カオスを襲った龍の鱗の欠片から採取した、メルコースの呪いの本体からなら作成が可能そうということを知る

彼は自分のやったことにケジメをつけるために、メルコースの呪いの研究のためカルミナ大陸に降り立った

降り立った地は小国家が集まり小競り合いが絶えぬスペロ地方
そして彼がやってきた時、カルミナ大陸では後に前戦争と呼ばれる大規模な戦火が巻き起こっていた
勿論スペロ地方の小競り合いも、大きな戦乱に変わって混沌を極めていた
そんな中フルゴルは放浪者としてスペロ地方を渡り歩いてメルコースの呪いについての情報を集めていた
その最中、戦争終結を目指して活動する活動家達や「師匠」となのる神居らしき男と知り合っていた

そして数ヶ月の調査の結果、戦争において主力として扱われている超人「聖騎士」の正体がメルコースの呪いによって強化された人間であること
更には本来のメルコースの呪いは感染者の肉体を蝕み
「聖騎士」「バルリローグ」「異形病」といった怪物に変異させるものと判明した。
更にメルコースの呪いの巨大な「源泉」がエリュジオンにあることを突き止めた、しかしエリュジオン地方は特に戦いが長期的に続いており、戦争が終結でもしなければ立ち入るのは難しかった

そして、このカルミナ大陸にはメルコース以外にも様々な危機が迫り、それらが複雑に絡み合ってこの大陸を蝕んでいることを知る。
彼は持ち前の正義感から、サンプルを集めながらもこの大陸を救いたいと思い始めた
そして同じくこの状況への危機感を持つ者達や、不死身の神居である「師匠」と共に決して散らない炎の花、現在のギルド体制に近い徒党「ファイアワークス」を設立
前戦争の終結にむけて動き始める

その過程から不死身のバルリローグを倒さず封印する方法などを見つけるが、メルコースの呪いを解く方法はついぞ見つけることが出来なかった
そして戦争は終結し大陸の情勢が落ち着き、様々なやばいものが大陸の表側から姿を消して「呪い」も形を潜めてきたのを確認して
彼は戦乱が落ち着いたエリュジオン地方で「呪い」の良質なサンプルを見つけることができた
そして彼は「呪い」の研究をしながら、戦と呪いなどで傷ついたエリュジオン地方で、共に戦争終結に向けて戦った仲間で後のエリュジオン王国初代国王、ジェラルド・レネ・エリュジオンと共に復興支援を行っていた
この活動が後の【フルゴル教フェルマ派】の設立に繋がった


そして研究が身を結び、ワクチンを作る目処が立ったため彼はカオスに帰還しワクチン精製に注力したいと仲間達に告げる
仲間達は悲しみながらもフルゴルのやりたいことを尊重したいと、彼を見送る
その際、自分を神として崇める者達に「好きにやるが良い」と言った、そして彼の発言を「教え」として纏めて宗教としたのがフルゴル教である。
最終更新:2018年06月29日 22:42