瘴気雲

『ネガクラウド』
意志を持った『瘴気の塊』とも言える魔物。
見た目はおよそ5メートル程の赤黒い雲であり、その表面には無数の眼球が付いている。
雲の下部からは手を思わせる形状の触手が無数に垂れ下がっており、程度の大きさの動物なら掴み上げる事が出来るようだ。

瘴気の濃い場所から稀に出現し、その周囲を漂うように徘徊する。
そして生物を見つけると触手で捕えて雲の中に引きずり込み、溶かしながら取り込んでしまうと言う。

滅竜戦争時代には黒滅竜の瘴気から20メートルを超える大型個体が多数生み出され人類連合軍に猛威を振るったという記録も残る。
しかし雲の内部に『核』となっている物体があるらしく、これを破壊する事で撃破出来たという報告もある。


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最終更新:2024年04月10日 03:59