四つ目の竜

かつて狼王を導いたとされる、悠久の時を生きたドラゴン
雄々しい巨躯に圧倒的な力と知識を有したとされ、宝石のように輝く四つの眼を持つ。
真竜の内でも上位に位置する存在でありながら人間に深い関心を持っており、短い命の中で学び伝えながら文化を発展させていくその姿に敬意を示していたとも。

様々な種族と関わっては仲間にしていく狼王を気に入り、自身の知識の一部を授けて彼の行く末を見守った。
後に外海生物が押し寄せた際には奮戦する『調和の刻印』の前に姿を現し、共にこれらを撃退。
しかし既に遥かな年月を生き続けてきた老竜であったが為、この戦いで多くの竜力を使い果たしてしまう。

そして自らの知識を遺産として後世に残す為、狼王が建国した王国近くの島に城の如く巨大な書庫を建造。
その地下深くへと潜り、人間達の更なる文化の発展に想いを馳せながら永き眠りに着いたと言う。


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最終更新:2024年06月02日 22:21