"冒険者殺し"のローレン

トリナー近辺の冒険者ギルドに出入りする吟遊詩人の男。
詩人らしい美しい声を持った色男で、現在活躍している冒険者を題材とした詩を好んで作り披露する。

そんな彼がなぜ『冒険者殺し』と呼ばれているのか?
別に冒険者専門の殺し屋として活動する裏の顔があるとかそういう訳ではない。

ひとえに、彼の名付けセンスが"最低"だからである。

作る詩そのものは非常に素晴らしいのだが、モデルとなった冒険者が悶死する程の二つ名をつけて大衆に披露するのだ。
特に強固に隠した性癖や黒歴史を元にした二つ名を…。

勿論モデルとなった冒険者はこれ以上ないぐらいに激怒するのだが、文句を言おう物ならその二つ名は事実であると認める事になる。
結果、何も出来ない状態になるらしい。


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最終更新:2023年12月21日 01:12