ペタツール双壁上流部の険しい崖に空いている洞窟。
内部は蒸し風呂のようになっているが、この環境に適応した生物層が形成されている。
入ってしばらくは一本道で比較的平坦。
ただし足場が濡れている為に滑りやすく、転倒しないよう注意。
一本道を進むと地底湖を有した広間状の洞穴に突き当たり、ここより先に進むには水に沈んでいる横穴を通らなければならない。
もしくは壁面をよじ登り、洞穴上部に空いた狭い隙間を通るという選択肢もある。
水中を通れば大きな滝壺と更に奥へと伸びるルートが、洞穴の隙間を通れば四方八方に分岐したエリアへと突き当たるだろう。
この洞窟が発見されたのは約百年程の昔。
当時無名であった登山家を含む総勢18人の探検家パーティーが偶然見つけた。
この時は地底湖より奥に進むのは危険と判断され、調査は行えなかったと記録されている。
現在は“山岳王”
ケルウス・フィーリウスが調査を進めている途中であり、到達した範囲までフィックスロープが設置されている模様。
そんな洞窟ではあるが、最深部には何者かが修行の為に籠っているという噂が流れている。
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最終更新:2025年05月10日 23:22