とある遺跡近辺の地中から発掘された一振りの剣。
非常に複雑な形状の刀身には古代文字が刻印され、持ち手には漆黒の翼と純白の翼を持つ天使像があしらわれている。
現代ロクシアにはない特殊な素材で構成されており、恐らくは
オープ歴のかなり古い時代の物でありながら殆ど劣化していない。
しかし仰々しい見た目と頑丈さに反し、剣としての切れ味はほぼ無い『なまくら』である。
特殊な効果は持ち合わせていないようだが、特定のワードを言うと僅かに刀身が光るなどと言った反応を見せる事も。
なお、剣の名称は刀身に彫り込まれた古代文字を翻訳し、判明した単語を発掘調査隊の隊長がそのまま全部繋げて命名した。
一部の
学者の間では「調査中、周りに誰もいないのに話しかけられた気がする」といった証言もあるらしいが…?
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この剣の作成者は、遥か昔に十四歳で『とある病』を発症した若き天才技術者である。
これに罹患してしまうとある種の独特なセンスや趣向の持ち主に変貌してしまい、結果かなりの情熱を持ってこの剣を制作したようだ。
しかし、後に病が治って冷静になった途端に後悔と羞恥心が噴出。
そして当時に発生した 世界的な大災厄による破壊と混乱に乗じ、抹消狙いで放棄したという。
当人も災厄の中で命を落としたのだが、良くも悪くもこの剣への念が強く残っていた事で魂が剣に宿ってしまった模様。
気の遠くなるほどの年月によって意識は薄れているが、それでも僅かな思念で剣の完全な抹消を切望している。
ちなみにであるが…。
病を患っていた頃の彼が考案した『詠唱』を高々と叫ぶ事で剣が持つ真の力が解放され、凄まじい切れ味と共に光と闇の二属性を自在に操れる…らしい。
もっともその詠唱の内容は絶対に口に出したくないらしく、どうあってでも教えるつもりはないとの事。
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最終更新:2026年03月06日 23:42