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白狼グリルス

グリルグゥルデン帝国の建国伝説にて語られる聖なる神獣。
陽光の如き純白に輝く毛並みを持つ巨大なであり、太陽神ソルアリスの眷属、またはソルアリス神そのもののが化身となって顕現したとも云われている。

ヴァールズ帝国魔族侵攻によって滅亡し、唯一生き残った皇子が民を率いて彷徨っていた頃の話。
祖国を失い誰もが絶望と言う暗闇に飲み込まれていたが、突如その闇を打ち払うかの如くに一匹の光輝く狼が皇子の眼前に顕れた。
狼は彼等の困窮を聞くと光の筋を地平の先まで伸ばし、皇子達に進むべき道筋を示したのである。

その後も皇子達が窮地の際には姿を現し、時には行く手を阻む巨大な魔物を光で焼き払い、時には荒れ狂う暗雲を掻き消して青空を取り戻した。
そうして彼らの旅路を見守り続け、遂に安住の地へと辿り着くのを見届けると空に向けた遠吠えと共に光となって消えていったと云う。

これらの伝説から帝国において白い狼は『魔を喰らう光の獣』として神聖視される事となり、帝国の紋章など様々な所で象徴となっている。


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最終更新:2026年03月14日 20:44