グラオザームイェーガー

体の側面部に備えた鰭のような翅で自在に空を飛び回る、アノマロカリスにも似た巨大生物。
孵化したばかりの幼体でも30センチ前後の体躯を持ち、記録上にある最大の個体は15メートルを超えていたと言う。

ほぼ無音でホバリングしつつ、突出した複眼によって獲物との距離を的確に把握し狩りを行う。
頭部には上下二本の鋭い棘を備えた捕獲用の触手を持っており、上側の二本が大きく発達。
これで自分よりも大きな相手でも抱え込むように捕え捕食する。

主に高空を飛ぶ小型生物を捕食するが、成長した個体は衰弱したツバサクジラレッサードラゴンすら捕食対象。
その獰猛な性質から縄張り争いも兼ねた共食いも頻繁に行っているとの事。

縄張りとした空域から獲物が少なくなると地表付近にまで降り、地上の生き物も襲うようだ。


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最終更新:2022年10月21日 00:50