クロセキ・ロックビット

白髪まじりの中年の男。
アッシュラで最も支配域が広い『アッシュラ中央政府』の最高権力者。
現時点で諸外国から“正規の”『アッシュラ王』として扱われている人物であり、外交的なやり取りをする場合は彼を通す必要がある。

元は寂れた村の子供で餓死寸前だった所を前アッシュラ王が気まぐれで拾った。
その後は小間使いとしてこき使われていたが、次第に剣術・軍略・政治の才覚を見せはじめて王の側近にまで上り詰める。
そして前王が死の間際に彼を次代の王に指名し、アッシュラ王に。
ちなみに前王には実子がいたので王位継承で揉めたが、前王の親族を皆殺しにして解決した。

直後には王位継承の混乱を狙ってか、北と西と南に興った小勢力が示し合わせたかのように侵攻して来るも1万程の兵を率いて出陣。
南軍2万を正面から粉砕し、そのまま元気そうな5千の兵を連れて西へ。
西軍1万8千を横から殴りつけて壊走させ、、まだやれそうな千の兵を連れて北へ。
この時北軍2万が中央政府の都にまで迫っていたが、これを無視して北軍の(自称)王都に直接乗り込んでこれを壊滅させた。

帰国後は内政に務め、無法地帯のアッシュラにありながら自分の支配域はきちんと国としての機能を成り立たせている模様。
敵も味方もよく殺し、夥しい死体の山と血の河を築きながらも最後はしっかり領地に平和をもたらす類の王である。


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最終更新:2023年12月05日 12:05