生物の枠組みから逸脱した筈の
神霊樹がつける実。
追い詰められた際に本体からこれを分離させ、配下のアンデッドに遠くまで運ばせて植える事により再び復活すると云われる。
見た目は渦巻き状の奇妙な形状に中心部から黒紫の燐光を放っていてさながら冷えた溶岩の様とも。
表面には内側から溢れる力でひび割れては治癒した結果として網目状の紋様で覆われている。
生命力の塊であり、複数人の生贄を要するような儀式であってもこれ一個で代用が可能。
もし仮にこの実に秘められた生命力を受け止めきれる器であるならば、
不老の力さえ得られるとも噂される。
過去にはこれを取り込んだ一介の
魔族が
魔王にまで至ったとの伝承も残されているとか。
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最終更新:2023年05月10日 10:55