家等の建築物を作り上げる事を生業とする職業。
薫桜ノ皇国では『大工』や『棟梁』とも呼ばれる。
一見すると力仕事が主であり、頭よりも腕っぷしが重要な職業という印象もある。
だが実際はあらゆる材料についての知識を備え、構造設計にも精通する必要がある職業。
気性の荒い者が多いと言われるのも、建物について妥協を許さないという信念の現れと言える。
同じ素材であっても産地単位でこだわる事も少なくない。
例えば『この石材はあの山で採れるもの以外ありえない』とか『ここに使う木材はこの地域で採れるものでなければならない』とか。
それでも素材に満足しない者は、冒険者となって理想の材料を求めて旅立つ事もある。
冒険者パーティーに建築家が加わった場合、本格的な『拠点』を作り上げてくれる事も期待できるだろう。
工具を武器にしそうな感じもするが、そんな事を聞こうものなら『大事な道具をそんな事に使える訳が無いだろ！』と怒鳴られるのがオチ。
工具は建築家にとっての命と言えるものなのだ。
ただしそう言いながら手にしたハンマーで殴り掛かって来る者も多いが…。
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最終更新：2022年03月24日 15:34
