終末のドゥー

魔王クロノス直属配下であるクロノス十二柱の一人。序列一位。
魔界の奥地に鎮座する、琥珀のような巨大結晶の内部で永遠を眠る幼子。
結晶内の為に不鮮明だが背には暗く燃える3対の翼を持ち、その頭上には白く燃える光輪を頂いているようにも見える。

現在のこの状態は過去にクロノス自身が出向いて封印を施した結果であるとの事。
封印される前は彼(彼女?)がそこにいるだけで空間が歪み、視線を向けるだけで周囲に死を振り撒く程の神力で破壊の限りを尽くしていたと云う。
これらはクロノスが語った話であるが、余りにも荒唐無稽な為に配下の者も信じていないようだ。

+ ...
その正体はクロノスの実子。
ただし『魔王クロノス』では無く、かつて『時間の神』であった頃の彼が魔族の女と愛し合った末に生まれた『半神半魔』の存在。
神と魔の力を宿す仔が生まれ、そして封印するに至った『何らかの出来事』に彼の魔族への転生及び魔王を目指す起因が隠されているのかもしれない。


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最終更新:2024年02月26日 00:53