鬼神の誘い

鬼炎とも呼ばれ、悪鬼羅刹へと堕ちる一種の呪いとも。

気功や闘気の使い手が自身の気力を使い果たし、限界を迎えた瞬間に発症すると言われる現象。
もしもこれを“発症”してしまうと『人間の域を逸脱した力』を発揮する事となる。

発症した者は目が赤くなり、全身から勢いよく黒い炎のような『気』を吹き出し続けるその姿はまるで人鬼の様相とも。

この黒炎は失われた『気』の代わりとして自身の生命力を代替とし、そこに強烈な殺意や破壊衝動が混ざり合ったモノらしい。
この状態で起こす行動はいずれも通常時を上回る破壊力を得るが、精神は完全に破壊衝動に支配されており、文字通り死ぬまで戦い続ける事となってしまうだろう。

発生条件等の詳細は一切不明。
発症者の殆どはその場で死亡し、仮に生き残って正気に戻った者も記憶は一切残っていないと云う。

歴史上では多くの戦士がこれによって非業の死を遂げているとされる。


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最終更新:2022年06月07日 20:14