木の枝や落ち葉等を集めて燃やした物。
冒険者や家のない貧民、難民の夜間の照明兼暖房兼調理用の火。
ご家庭の一般調理器具。
ロクシア全土で見られるが、特に東方に多い。
土やレンガなどで造られ、鍋や釜等で煮炊きする。
料理上手とは火加減上手である。
石等を積み上げて作られたかまど。
街道や山道の片隅に設置されている事も多く、『
保存』の魔法がかけられている物も。
『これのある場所は比較的安全』という指標の一つとなっている。
ロクシア全土で見られるが、特に西方に多い。
直火ではなく、熱した空気や水蒸気、壁面から発する赤外線により加熱する調理器具。
食品が焦げたり、固くなったりしにくい。
オーブンは大掛かりな設備である。
家にないと困るが、あるとちょっと邪魔。
そんな訳で小さな町や村に設置されている共用の大型オーブン。
火の魔法を習得した
魔法使いが使用料を徴収し、メンテナンスをしたりしながら管理人として生活していたりする。
どこかの
魔族が
メルグのとある店主と意気投合した際に作ったとされる調理器具。
話の真偽はともかく、意外と構造が単純であった為に
魔術師ギルドによって生産された。
摘まみを回す事で炉内の火の
魔石が発火、火加減も簡単に調整できる。
ただし内部の魔石は定期的に交換が必要で、その金額が莫迦にならない。
かなり儲かっている店か、王侯貴族の厨房ぐらいでないと手に余る代物。
嘗て
メルグ国に現れたダッチ氏なる人物が持ち込んだのが発祥とされる蓋付きの鉄鍋。
蓋は平らで縁取りがされている事から火の着いた炭を置く事で上下から加熱、オーブンのように調理が出来るという優れもの。
蓋もその形状を生かして
フライパンの様に使用する事も可能。
野外での調理に適した調理器具なので冒険者も愛用している。
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最終更新:2022年08月06日 15:42