カツギョと読む。
大慶帝国から
馬国にかけて現れ、恐れられている魚の姿をした魔物。
地面の下を泳ぎ、大地の養分や
魔力を貪るように吸収する。
そしてそれらを凄まじい高熱に変換し、周囲に放出すると言う。
結果としてこれの通った大地は痩せ細り、水も枯れて旱魃が起きてしまうとも。
退治しようにも相手は地面の下であり、体中から発せられている熱の為に接近する事は困難。
特にエラ部分から発せられる魔力を含んだ熱波は近寄った者に致命的な火傷を与える事だろう。
だがこれを討伐する事が出来れば魔道具や仙薬の希少な材料が手に入り、それらは被害を受けた地域に多少の平穏を取り戻させる事が可能な程の額で取引される。
しかし土地が元に戻るには数年を要するかもしれないが…。
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最終更新:2023年05月23日 17:38